宮崎神青ブログ - 201510のエントリ
本年も七五三詣の季節が近づいてまいりました。
七五三詣は3歳の男女児、5歳の男児、7歳の女児のお祓いです。
各神社では、お子様のこれまでの無事なご成長を神様に感謝し、これからの健やかなるご成長を祈念する七五三詣祈願を受け付けております。
皆様お揃いで、どうぞお住まいの地域の守護神である氏神さまへお参り下さい。
※事前にお参りになる神社へお問い合わせ下さい。(お近くの神社はこちら)
七五三詣の由来
昔は乳幼児も生存率が低く、子供が大人に成長するまでの幼児期は特に病気などの不慮の病に よって亡くなることが多くありました。「七歳までの神のうち」という先人の言葉も残されているように、七歳までは神様からの授かり者であるとの意識が強く ありました。故に成長の過程において、氏神さまに祈願し子供の無事成長することを祈念したのです。
・3歳男女 「髪置き(かみおき)」のお祝い
昔は三歳までは頭髪から病気が入ると信じられていたので、髪を伸ばさず剃り続けていました。よってこのお祝い以降に髪を伸ばす区切りとしました。
・5歳男児 「袴着(はかまぎ)」のお祝い
男の子が初めて袴を着るお祝いです。
・「帯解き(おびとき)」のお祝い 7歳女児
それまで紐で着ていた着物を、これ以降帯を締めるように替えました。
平成27年七五三詣早見表
7歳女児 | 5歳男児 | 3歳男女児 | |
満 | 平成20年生まれ | 平成22年生まれ | 平成24年生まれ |
数え | 平成21年生まれ | 平成23年生まれ | 平成25年生まれ |
※数え年で祈願するのが一般的ですが、満年齢で受けられても結構です。
すべてはここからはじまりました。
東諸県郡綾町古屋地区
4月27日 畦作り
5月 1日 御神田清祓併播種祭(詳細はこちら)
5月10日 耕耘
5月19日 肥料散布
5月23日 荒代あけ
5月25日 中代あけ
5月27日 植代あけ
5月27日御田植祭(詳細はこちら)
8月19日 風鎮祭併除蝗祈願祭(詳細はこちら)
約5ヶ月の時を経て、
去る9月29日、当会御神田行事抜穂祭を斎行致しました。
当日はまさかの雨
準備も普段の倍以上に手間取りました・・・
梅雨の長雨、秋には台風の襲来もありましたが、たわわに実りました。
献饌(けんせん)・・・神様に神饌をお供え致します。
斎主玉串を奉りて拝礼。
斎主の鳥原会員には、御神田清祓より4回にわたる祭典をお務めいただきました。
雨は一向に止まず・・・
刈り女、地元綾中の生徒、当会会員にて
雨天ということで一部を刈り取るのみとなりました。
御陰をもちまして、第35回献穀御神田行事の一切を滞りなく斎行することができました。
最もご苦労をおかけしました田長(兼田主)の押田様、
今回のために発足していただいた御神田行事綾町協力会、
直会のおにぎり作り、諸準備をしていただいた婦人会、
早乙女、刈女のご奉仕をしていただいた地元の女性の方々、
今回担当いただいた当会宮崎ブロック会、
数え上げればきりがありませんが、
ご協力いただいた皆様方に衷心より厚く御礼申し上げます。
米作りの大切さは勿論のことながら、様々な方と触れあう非常に貴重な経験を
させていただく祭典であると改め感じました。
収穫したお米は、伊勢の神宮、宮中、靖國神社、県内鎮座の約650のお社、
さらに本年は大東亜戦争終結七十年にあたりますので、全国の指定護国神社へ
お供えさせていただきます。
最後になりますが、氏神さまの入野神社を中心に綾町古屋地区が益々に栄えますことと、
関係各位のご健勝を心からお祈り致します。
本当にありがとうございました。