宮崎神青ブログ - 201410のエントリ
下記の通りとなりますのでお知らせ致します。
第1日 11月1日(土) 御発輦祭 正午~ 於本宮
場所 | 先頭時間 | 最後尾時間 |
神宮出発 | 13:00 | 14:00 |
NHK前 | 13:05 | 14:10 |
一の鳥居 | 13:15 | 14:20 |
大盛うどん前 | 13:23 | 14:30 |
江平五差路 | 13:28 | 14:36 |
九州電力前 | 13:43 | 14:51 |
デパート前交差点 | 13:48 | 15:00 |
お菓子の日髙前 | 14:01 | 15:15 |
県庁西交差点 | 14:09 | 15:22 |
市役所前交差点 | 14:15 | 15:27 |
橘橋南詰交差点 | 14:30 | 15:40 |
中村一丁目交差点 | 14:36 |
15:48 |
大淀御旅所着 | 14:50 | 15:55 |
第2日 11月2日(日) 御旅所御発輦祭 於大淀御旅所
場所 | 先頭時間 | 最後尾時間 |
大淀御旅所 | 13:00 | |
鮮ど市場南宮崎店前 | 13:40 | |
大淀御旅所 | 14:00 | |
中村一丁目交差点 | 13:06 | 14:10 |
橘橋南詰交差点 | 13:13 | 14:20 |
市役所前交差点 | 13:23 | 14:40 |
県庁西交差点 | 13:27 | 14:50 |
お菓子の日髙前 | 13:41 | 15:05 |
デパート前交差点 | 13:50 | 15:17 |
九州電力前 | 14:03 | 15:22 |
江平五差路 | 14:13 | 15:35 |
大盛うどん店前 | 14:18 | 15:40 |
一ノ鳥居 | 14:23 | 15:45 |
NHK前 | 14:30 | 15:55 |
宮崎神宮着 | 14:50 | 16:10 |
交通規制、雨天時中止時等についてはこちら
本年も七五三詣の季節が近づいてまいりました。
七五三詣は3歳の男女児、5歳の男児、7歳の女児のお祓いです。
各神社では、お子様のこれまでの無事なご成長を神様に感謝し、これからの健やかなるご成長を祈念する七五三詣祈願を受け付けております。
皆様お揃いで、どうぞお参り下さい。
※事前にお参りになる神社へお問い合わせ下さい。(県内の神社はこちら)
七五三詣の由来
昔は乳幼児も生存率が低く、子供が大人に成長するまでの幼児期は特に病気などの不慮の病に よって亡くなることが多くありました。「七歳までの神のうち」という先人の言葉も残されているように、七歳までは神様からの授かり者であるとの意識が強く ありました。故に成長の過程において、氏神さまに祈願し子供の無事成長することを祈念したのです。
・3歳男女 「髪置き(かみおき)」のお祝い
昔は三歳までは頭髪から病気が入ると信じられていたので、髪を伸ばさず剃り続けていました。よってこのお祝い以降に髪を伸ばす区切りとしました。
・5歳男児 「袴着(はかまぎ)」のお祝い
男の子が初めて袴を着るお祝いです。
・「帯解き(おびとき)」のお祝い 7歳女児
それまで紐で着ていた着物を、これ以降帯を締めるように替えました。
平成26年七五三詣早見表
7歳女児 | 5歳男児 | 3歳男女児 | |
満 | 平成19年生まれ | 平成21年生まれ | 平成23年生まれ |
数え | 平成20年生まれ | 平成22年生まれ | 平成24年生まれ |
※数え年で祈願するのが一般的ですが、満年齢で受けられても結構です。
来る11月1日、2日に恒例の宮崎神宮御神幸祭(神武さま)が斎行されます。
両日とも交通規制が行われますので、ご注意下さい。(詳細はこちら)
また夕刻17時45分からは、高千穂通りを「神武さま広場」として、様々な催し物があります。
是非お誘い合わせの上お越し下さい。
県内神社の神楽等のお知らせ
○場所 大同生命ビル前ステージ
18:10~伊勢神楽(加江田神社についてはこちら)
毎年3月3日の春の例大祭で五穀豊穣を祈願して舞われています。
一時は舞手が一人になってしまい廃絶の危機にありましたが、平成19年から地元の子供たち
への指導にあたるなど継承に努め、平成25年10月15日には伊勢の式年遷宮で奉納されました。
18:40~生目神楽(生目神社についてはこちら)
安全、無病息災、豊作を願い舞われます。
鬼神・荒神舞、剣舞、薙刀などで構成され、力強く勇壮な舞であることが特徴です。
平成24年に宮崎無形民俗文化財に指定されました。
19:20~船引神楽(船引神社についてはこちら)
江戸時代中期には既に独立した「船引神楽」として定着したと伝えられ、古来、春分の日に五穀
豊穣と子孫繁栄を祈願して奉納されています。里神楽であり日中に舞われ、一番太鼓や笛の
調子が違うのが特徴です。
20:00~野島神楽(野島神社についてはこちら)
500年の伝統を誇り、伊勢神楽の系統で「降臨の舞」と「里舞」とで成り立ちます。
古くより加江田神社と共演していましたが、寬文2年の外所地震以降、野島に残し継がれ、
33番のうち22番程伝承しています。
お誘いあわせの上、是非足を運ばれて下さい。
前回の続き・・・
奈良県神道青年会創立五十周年記念式典を終えた翌日。
どうにか集合時間の8時30分には準備を整え、予定通り奈良県宮巡へ出発!
方向音痴な私はどの方角に進んでいるのかもよく分からず、バスに揺られること数十分。
先ずは生駒郡三郷町鎮座の龍田大社へ。
天と地の間、即ち大気・生気・風力を司る神様で「風神」として有名な神社です。
ここでは正式参拝。
拝殿は四方から風が吹き抜け、非常に清々しい参拝となりました。
続いては北葛城郡河合町鎮座の廣瀬大社へ。
主祭神は水の守り神様で、大和盆地を流れる総ての河川が一点に合流する地に
鎮座されています。
各お社にて宮司様をはじめ職員の方々には、ご厚遇に預かりましたこと衷心より
厚く御礼申し上げます。
ちなみに龍田大社、廣瀬神社は『式内社』(しきないしゃ)であります。
式内社とは延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)に記載された神社のこと。
延喜式とは、律・令・格の施行細則を集成した法典であり五十巻から成る書物で、醍醐天皇の
命によって延喜五年(905)八月に編纂を開始し、二十二年後の延長五年(927)十二月に
完成奏上されました。その後も修訂が加えられ、施行に移されたのは四十年後の康保四年
(967)十月でありました。
五十巻の内の巻一~十が神祇官(じんぎかん)関係の式であり、つまりは神社に関すること。
巻 | 内容 | 詳細 |
一・二 | 四時祭上下 |
恒例の祭祀の各々について、とくにその祭料の品目、数量を中心 とした規定 |
三 | 臨時祭 |
霹靂(へきれき)神祭以下の臨時の祭について、主として祭料に 関する規定 |
四 | 伊勢太神宮 | 伊勢の皇太神宮・豊受大神宮に関する諸規定 |
五 |
斎宮寮 (さいぐうりょう) |
伊勢太神宮の斎内親王、斎宮、斎宮寮などに関する規定 |
六 | 斎院司 | 賀茂大神の斎王関係 |
七 |
践祚大嘗祭 (せんそだいじょうさい) |
天皇即位後に行われる一世一度の践祚大嘗祭に関する細則 |
八 | 祝詞 | 二十七編の祝詞が集められている |
九・十 | 神名帳上下 | 当時の官社の一覧表 |
巻九・十に記載された神社が『式内社』であって、由緒ある神社としてその社格を誇ることができました。
その数は3,132座、2,861社。(座=神様の数、社=神社の数)
これらの神社は、少なくとも延喜式が完成した延長五年(927)には鎮座されていたということになります。
さらに式内社は以下の様に区分されます。
区分 | 数 | |
官幣大社 | 304座 198社 |
京畿内中心に全国に散在したが、現在の北海道はもちろん九州 にも置かれなかった |
官幣小社 | 433座 375社 | 畿内のみ |
国幣大社 | 188座 155社 | 畿外に分布 |
国幣小社 | 2207座 2133社 | 畿外に分布 |
(官幣社=神祇官から幣帛を受ける社 国幣社=その社のある国から幣帛を受ける社)
この分布からも分かるように、官幣社は神武天皇さまが宮崎よりご東遷の末、ご即位された
奈良県を中心に偏っており、地理的な要因が大きく関係していたと思われます。
その内の286座、216社が奈良県(大和国)に鎮座されます。
ちなみに宮崎県(日向国)には式内社は何社あるでしょうか???
①4社
②40社
③400社
答えは・・・
なんと①の4社。
霧島神社は霧島岑神社、東霧島神社、霧島東神社、霧島神宮のいずれかではないかと
言うことだそうです。
式内社は中世には官社の形骸化とともに実態は失われたのですが、名称自体は一種の社格として現在にも残っております。
長々とした説明となりましたが、お分かりいただけたでしょうか???
さて話は奈良県宮巡に戻りますが、その後一行は
法隆寺を最後にお参りし、伊丹空港にて解散となりました。
あっという間でしたが、非常に有意義な2日間となりました。
奈良県神青会の皆様には、ご多忙中にも拘わりませず終始お付き合いいただき
誠に有り難うございました。
来年は宮崎県高千穂町にて交流事業を開催予定です!
皆様お揃いでのお越しを会員一同心待ちにしております(^_^)/~
おおきに! ほなな~(^^)/
去る9月25日、奈良県神道青年会創立50周年記念式典が開催されました。
奈良神青とは姉妹神青締結をしており、当会から5名が参加させていただきました。
出発間近まで台風の影響があり、無事に奈良県へ向かえるのか心配しましたが、
台風は熱帯低気圧へと変わり一安心しました。
初めてのJR奈良駅。
到着直前は土砂降りだったようです・・・
記念式典は午後3時からホテル日航奈良にて。
『大会宣言』
昭和三十九年八月十六日、県内若手神職が一致結束して奈良県神道青年会は結成され、
今年五十年の佳節を迎えた。
結成の頃の我が国は、戦後の混迷期を脱し高度経済成長へと突き進む時宜にあり、
当時から戦後施策による心の喪失が叫ばれていた。斯界を取り巻く環境はこの五十年で
劇的に変容し、経済成長と共に発展進化しつつも、それまで先賢が大切に培ってきた伝統
文化は荒廃の一途を辿り、明年終戦七十年を迎える今もなお、心は取り戻せずにいる。
今こそ我々は、神武帝創業の地この奈良県から日本古来の民族精神を呼び覚まし、この
美しい国風を未来へと継承するべく努力し、神々と共に在る信仰生活の原点に立ち返り
惟神の大道を宣揚し、拡く人類の福祉を増進すべく邁進することを茲に宣言する。
平成二十六年九月二十五日
奈良県神道青年会 創立五十周年記念大会
「稽古照今」(けいこしょうこん)の文字は、太安萬侶卿と御縁深き多坐彌志理都比古神社
宮司多忠記様にご揮毫賜ったそうです。
奈良県神道青年会様、誠にお目出度うございました<(_ _)>
益々のご活躍をお祈り申し上げます。
続いて第二部では神話紙芝居団かたりべまほろばの発表がございました。
「かたりべまほろば」とは、奈良県神青会創立四十周年記念事業の柱として平成十五年
十一月に立ち上げられ、初演から本年で十年と迎えたそうです。祖先から伝えられて
きた「神話」「民話」を題材に分かり易く語りかけることにより「神話」への正しい知識と、
忘れかけている日本の心を蘇らせ、次世代の子供達に継承させることを目的とされて
います。
脚本から絵画の制作、上演する舞台など全て手作りに拘り、会員神職はもとより奉務
神社の巫女、家族らが精力的に奉仕し、現在では地域への認識を広まり、神社での
祭礼を始め児童施設や各種催しなど年間を通じて公演を重ねているようです。
奈良県内のみの公演となるそうですが、興味がある方は是非お呼びになられて下さい。
続いて第三部は祝宴が催され、楽しいひとときを過ごすことができました。
さらに場所を変えての両県親睦会(*^_^*)
お疲れのところ深夜までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
翌日は交流事業の一環として、奈良県を宮巡予定。
午前8時30分出発とのこと・・・
起きられるかな???
続く・・・