宮崎神青ブログ - 20160514のエントリ
あの日から1ヶ月。
去る5月12、13日、熊本地震復興支援活動の為、熊本県益城町の木山神宮へ
行ってまいりました。
作業前には黙祷を捧げ、修祓式を執り行い、
玉串を奉りて拝礼を行いました。
作業は2日間に亘って、倒壊した拝殿や楼門の解体を行いました。
1ヶ月前から止まっていたかのような境内の時間も、ようやく動き始めたように感じました。
木山神宮禰宜さんも、ようやく復興への光が見えたと仰っていました。
神青協役員、九州各県から、延べ約140名での作業となりました。
神青協長友会長の言葉にあったように、「微力ではあるが無力ではない」
御社殿等の倒壊など被害のあった神社は、相当数にのぼると聞いています。
皆で手を取り合って、復興への道を共に歩んでいかなければならないと思います。
作業中、地震前と変わっていないものにふと気付きました。
それは鎮守の森。
今回の地震で目の当たりにした自然の恐ろしさ。
しかしながら、我関せずといわんばかりに営みを続ける自然のたくましさとともに、
その美しさに清々しさを感じました。
地域住民の心の拠り所であるこの森に、以前のような穏やかな日が一日も早く訪れますことを
心からお祈り申し上げます。