宮崎神青ブログ - 201606のエントリ
去る6月7日、神道青年全国協議会主催による
神武天皇二千六百年記念事業「国家安寧祈願祭」が
奈良県橿原神宮にて斎行されました。
(橿原神宮についてはこちら)
前日には神武天皇陵参拝。
趣旨
明治天皇御製
橿原のとほつみおやの宮柱 たてそめしより国はうごかず
我が国は本年で紀元二千六百七十六年を迎へた。数ある国々の中で二千六百七十六年に亘る歴史を有す国はさうはないであらう。我が国建国の原点は橿原の地にあり、この地において初めて国の柱、国の基礎が建てられた。以後、我が国は揺るぐことはなく建国より今へと続く我が国を誇りに思ふ。
神倭伊波礼琵古命は神武東征を成し遂げた後、畝傍山の東南、橿原の地において第一代神武天皇として即位され、「六合を兼ねて都を開き八紘をおほひて宇となさむ」との詔を下された。我々や世の中に存在するすべての物が睦み合ひ平穏な世界にしてゆくべきであると示したものである。この意志は建国以来、絶へることなく今へと続く。神武天皇が崩御されてより二千六百年となる本年、その聖德を偲ぶと共に御事績を顕彰し、次代の安寧を願ふことは我々の使命である。
昭和十五年には紀元二千六百年の行事や神事が国家の祝典として挙行されたが、戦後はいはゆる神道指令の影響により、神道に関連するものは一切排除され、紀元が使用されなくなるばかりか、紀元節も廃止の憂き目に遭ふこととなった。先輩諸賢の尽力により、建国記念の日として復活を果たしたものの、現在、その意義にかかる国民の関心は決して高いとは言へない。神話や伝承を排除し信仰を忘却させることは、日本人としての精神性を欠落させ、やがて国としての誇りをも失ふこととなる。
来る紀元二千七百年が国民挙げての奉祝となるやう時流を作ることは、我々青年神職の役目である。今ここに神武天皇の聖徳に改めて想ひを致し、橿原の地において、日本民族としての誇りを恢復し、我が国の根幹を確固たるものに修り固めなすべく、本事業を展開するものである。
橿原神宮久保田宮司様をはじめ、全国各地より百名を超える会員が集っての奉仕となりました。
(写真はこちら)
個人的には本年3月に引き続き、またとない貴重な経験をさせていただきました。
祭典を終え、頭の中には家族のことが思い浮かびました。
昨年は大東亜戦争終結より七十年の節目でありました。
戦場に散華した英霊は、国の為に二つとない命を捧げ国を護ることが、
家族の安寧に繋がると考られたと思います。
時代は違えど、その根底は自分にも受け継がれていると実感致しました。
国家の安寧、国を護る・・・
現代においてこのことを日常生活の中で考える人は、そうそういないと思います。
しかしながら、国家=家族の集合体と考えると、各々が無意識のうちに実践しているのかもしれませんね。
建国より二千六百七十六年。
先人達より受け継がれきたものの上に、今を生きる我々の思いや行動が積み重なり、
我が国が弥益々に栄えますことを祈るばかりであります。
去る6月14日、本日の宮崎日日新聞にも掲載されましたように
当会第36回御神田行事「御田植祭」を斎行致しました。(御神田行事についてはこちら)
今回は児湯地区担当のもと、西米良村小川地区での開催。
この地域の氏神さまである米良神社についてはこちら
児湯地区での開催は7回目、西米良村では2回目となりました。
午前10時祭典開始
西都市岡富鎮座の住吉神社禰宜の濵砂尚孝会員が、斎主としてご奉仕されました。
普段は消防士としてご活躍なんですよ!
田長の上米良文吉様。
大変なご苦労とは思いますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
さあいよいよ田植え開始です。
「俺はもう嬉しくてよ!涙が出そうやったが!」
一緒にご奉仕いただいた昭和56年の第1回御神田行事に携われた大先輩のお言葉。
涙の理由は、
当時始めた事業が今尚こうして継承され、
さらに36年の時を経てご自分に縁ある地にて斎行され、
またさらには斎主を務めた息子さんの成長を感じられてのことでしょうか???
六畝をすべて手で植えました。
今回のベストショット!(笑)
大変暑い中にも拘わりませず、地元の方々の見守る中、神事の一切を滞りなく
斎行することができました。
直会の席にて、こんなお話を聞きました。
今回の御田植えを見て、自分の小さい頃を思い出したがな~。
あん時は家の手伝いとして、もちろん全部手で植えちょった。
やけど獲れたお米はぜーんぶ、母親が兵隊さんに差し上げちょったから、
俺達がお米をたべることは、ほとんどなかったがな~。
な~んか昔を思い出して涙が出そうやったが~。
と、笑顔で話してくれましたが、当時の様子がひしひしと伝わってきました。
やはり現在の我々は、有難いほどに贅沢なんだと感じました。
当会毎年の恒例行事としては、最も長く続く御神田行事。
米作りの教化はもちろんのことながら、毎年毎年その地区の方々と新たなご縁をいただき、
色々なお話を聞きながら会員も成長できる、非常に有意義な事業であります。
年々会員は変わっていきますが、先人達の想いを忘れることなく次世代へ継承し、
毎年変わることなく末永く続く事業であってほしいと思います。
最後になりますが、関係各位にはご多忙中にも拘わりませず、ご協力をいただき
誠にありがとうございました。
これからいよいよ本格的な夏を迎えますが、ご自愛にてお過ごしの程祈念致し、
実りの秋にはまた元気にお集まりいただければと思います。
本当にありがとうございました。
家族になろうよ♪ 作詞・作曲 福山雅治
百年たっても好きでいてね
みんなの前で困らせたり
それでも隣で笑ってくれて
選んでくれてありがとう
どれほど深く信じあっても
わからないこともあるでしょう
その孤独と寄り添い生きることが
愛するということかもしれないから
いつかお父さんみたいに大きな背中で
いつかお母さんみたいに静かな優しさで
どんなことも超えていける
家族になろうよ
いつかあなたの笑顔によく似た男の子と
いつかわたしと同じ泣き虫な女の子と
どんなことも超えていける
家族になろうよ
あなたとなら生きていける
幸せになろうよ
去る6月12日、当会会員の宮崎市宮崎縣護國神社の金丸孝史くんが
目出度く結婚されました。
おふたりの末永いお幸せと、ご両家益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。
弥栄!
家族になろうよ♪ 作詞・作曲 福山雅治
百年たっても好きでいてね
みんなの前で困らせたり
それでも隣で笑ってくれて
選んでくれてありがとう
どれほど深く信じあっても
わからないこともあるでしょう
その孤独と寄り添い生きることが
愛するということかもしれないから
いつかお父さんみたいに大きな背中で
いつかお母さんみたいに静かな優しさで
どんなことも超えていける
家族になろうよ
いつかあなたの笑顔によく似た男の子と
いつかわたしと同じ泣き虫な女の子と
どんなことも超えていける
家族になろうよ
あなたとなら生きていける
幸せになろうよ
去る6月5日、当会会員の宮崎市青島神社の塩満太佑くんが目出度く結婚されました。
おふたりの末永いお幸せと、ご両家益々のご繁栄を心よりご祈念申し上げます。
弥栄!