宮崎神青ブログ - 201604のエントリ
去る4月26日、
雨の中、大好きな飛行機に乗って向かったのは・・・
晴れの東京!
第68回神道青年全国協議会第68回定例総会へ出席致しました。
開会式の後に行われた定例表彰式にて、
当会ホームページが優秀広報賞に選ばれました。
残念ながら”最優秀”とはなりませんでしたが、大変名誉な賞をいただきました。
今後大きな課題となるであろう次世代への引継ぎを考慮しながら、賞に恥じぬよう
更なる充実を図りたく存じます。
定例表彰の後は総会。
予定されていた全ての議案は滞りなく承認されました。
平成二十八年度定例総会決議
我々青年神職は第六十八回定例総会に当たり、万世一系百二十五代に亘る
皇室の尊厳護持活動はもとより、第一代神武天皇御創業の古に想いを馳せ、
爾来我が国に連綿として受け継がれてきた八紘為宇の大御心を広く教化し、
長年の宿願である自主憲法制定の機運醸成の為に、若き情熱を結集して、
平成の大御代の国造りに邁進することを期する。
右、決議する。
平成二十八年四月二十六日
神道青年全国協議会第六十八回定例総会
総会終了後は、
先の熊本地震においての、被災地状況報告が行われました。
熊本県神道青年会、大分県神道青年会が状況を報告されました。
言うまでもなく全会員が一丸となって、被災神社支援に対応することとなりました。
さらに場所を変えて、
神青協役員と九州協理事にて、今後の支援活動に対する協議がなされました。
会議の中で、阪神大震災、東日本大震災発生時の対応や課題が例としてあげられ
その言葉は、今後の活動においての大きな参考となりました。
全日程終了後に、九州地区のメンバーで酒を酌み交わしました。
中締めの挨拶をお願いしたのは熊本県の方でしたが、途中で涙を見せられました。
先程まで普段通りに話をされていたのですが、現在の状況が如何に大変なものかを
感じました。
如何に心を寄せても、こればかりは経験した本人にしか分からないものです。
良いも悪いも様々な情報が溢れていますが、大切なものは現地の声。
その声にしっかりと耳を傾け、微力ではありますが復興に向けて支援を続けて
参りたく存じます。
去る4月20日、午後3時30分
宮崎神宮と護国神社へ
正式参拝の後、
午後4時30分より当会第67回定例総会を開催致しました。
開会に先立ち、今回の熊本地震にてお亡くなりになられた方々と、1月26日にご逝去された
野迫前会長をお悔やみ申し上げ黙祷を捧げました。
今回は約30名参加のもと、滞りなく全ての議事が承認されました。
本年度新入会員。
自分が歳を重ねたことをしみじみと実感いたしました・・・
会長挨拶
本日は当会第六十七回定例総会のご案内を致しましたところ、ご参加いただき誠にありがとうございます。
また、宮崎県神社庁庁長、鵜戸神宮宮司、当会第十代会長、本部雅裕様、同じく副庁長、今山八幡宮宮司、当会第十六代会長伊藤俊郁様には、ご多忙の中にも拘わりませずご列席を賜り誠にありがとうございます。
さて、ご承知のとおり野迫武士前会長が去る一月末に帰幽されました。本来であれば、本日で卒会、まだまだこれからやりたい事も多くあったでしょう、まだまだご指導を賜りたかったのですが、非常に残念で仕方ありません。これからは幽世から見守っていただけることと思います。謹んでお悔やみを申し上げるばかりでございます。
また去る四月十四日、熊本県益城町を震源として熊本地震は発生し、今なお余震が続いております。阿蘇神社をはじめ多数の神社においても、ご社殿、灯籠等の倒壊が相次いで報告されています。そんな中熊本大神宮では、月次祭が、社殿ではなく境内において、毎月通り四月十七日に斎行されたようです。
ここで、大東亜戦争終結当日の宮崎神宮日誌に書かれていたことを、ご紹介致したいと思います。日誌には次の様に書かれています。宮司は県より終戦の事実を知らされると全職員を集め「自分らが神職であることを自覚せよ、また、今後どのようにして大神さまの御心に添い奉るかを各々充分に考へてその結論を報告せよ」。私は最初にこの日誌を目にした時、恥ずかしながら、その結論に辿りつくことはできませんでした。しかしながら、昨年の大東亜戦争終結七十年事業や今回の熊本地震を通して、その結論は、やはり祭ではないかと考えるようになりました。
私の好きなテレビ番組に、毎週NHKで放送されている「プロフェッショナル~仕事の流儀」というものがあります。仕事で悩んでいる時に見ると、非常にやる気が湧いてくる番組です。大変オススメですので、是非ご覧いただければと思います。その番組では様々な仕事の方が登場され、その思い、そしてどのような職業に対しても高いプロ意識を感じることができます。
我々も、言わばプロ、プロの神職であります。つまりこの宮崎県神道青年会はプロの集団なのです。各々が組織の常識に染まった「良き組織人」になるのではなく、とがっていてもいい、自分の個性をなくさないでいただきたく存じます。個性を失った集団からは、新しいものは生まれません。全会員が遠慮せず本音をぶつけ合い、納得いくまで話しあい、様々なことに挑戦していきたく存じます。
私の大好きなサッカー選手、四十九歳を迎えた今もなお、現役でプレーを続けるキング・カズこと三浦知良選手の言葉があります。
「苦しまなければ、喜びはない」
共に苦しんでまいりましょう。
本年度もどうぞ宜しくお願い致します。
過去のブログを見ると、毎年この季節には恒例のブログが掲載されます。
安藤親子の宮崎神宮神事流鏑馬奉仕の写真です。
父(広瀬神社宮司)
息子(鵜戸神宮権禰宜)
親父は中々息子を認めてくれないかもしれませんが、今年は息子さんの方が、
的中率が良かったような・・・
父の背中を追って精進し、来年も是非お揃いで奉仕されてください。
ちなみに、昨年に結婚された息子さん。(ブログはこちら)
二世が誕生されたら、是非とも流鏑馬をご一緒に奉仕していただきたいものです。
史上初であろう三世代同時の奉仕もあり得るかも!?
さすがにそれはキビシイかな・・・(笑)