宮崎神青ブログ - 20130830のエントリ
いよいよお白石持行事当日です!
予定通り午前6時半にホテルを出発、会場へと向かいました。
ホテルロビーには法被姿の人がうじゃうじゃ・・・
宿泊者のほとんどが行事に参加される方のようでした。
いよいよ始まりです!こちらを皆で引っ張り、内宮へ向かいます。
奉献するお白石は、紀伊山系の大台ヶ原を源とする宮川流域で拾われるそうです。
各町奉献団それぞれが、お白石実施年度の2~3年前より宮川に出向き、拾い集めて
準備をします。
団体ごとに引っ張る位置が決まっており、エンヤ!エンヤ!のかけ声で内宮へ。
奉仕者の一体感が心地良い!
普段は神主の装束を着て見守っている側ですので、法被を着て参加できたことは
非常に新鮮で楽しく、貴重な体験となりました。
ここからは、一人一人が白布にお白石を包み、御正宮へ。
石の種類は「石英系白石」。水晶のように少し透明感のある石肌です。
人人人人人・・・
建て替わった瑞々しい社殿。この状態を見るのは初めてです!
十数年前の学生時代の話になりますが、親不孝にも神主になる為の勉強はさせていただいるものの、
一生の職業にするかは悩んでいました。
そんな時に実習で初めて伊勢の神宮へ。
神域の空気、神楽、雅楽、そこで奉仕する神主さん、巫女さんをはじめ職員の方等々・・・
悩みは吹き飛びました!
「神主さんになろう!」
伊勢の地で決意をしました。
それからというもの伊勢の神宮は、畏れ多くも私の理想であり目標なのです。
平成26年3月までは旧神殿と新神殿が並び立っています。
伊勢の神宮の清々しさは言葉では言い表せません。
20年に一度の佳節ですので、是非一度お参りされてはいかがでしょうか?
また遷御の儀が、
内宮は10月2日
外宮は10月5日に斎行されます。
滞りなく斎行されますことを、心よりお祈り申し上げます。