宮崎神青ブログ - 201303のエントリ
去る3月13日~3月14日に神道青年全国協議会中央研修会に参加しました。
この研修会は全国各地で毎年1回開催され、本年度は高知県にて開催!
研修テーマは「維新」~立ち上がれ!現代の草奔の志士~
まさに高知県!といった感じです。
全国より約350名の参加。
土佐と言えば土佐勤王党の盟主、武市瑞山を始め、坂本龍馬や中岡慎太郎など
王政復古の大業に多大なる功績を残した人材を世に送り出した地であります。
3名の講師による講義が受け、彼らの信念、生き方を学び、未曾有の国難といえる現状を
より知ることができました。
研修後は懇親会。
大学時代の同級生と久々の再会もあり、楽しいひとときとなりました。
余興もあり大変盛り上がりました!「菊の花~♪菊の花~♪♪」
姉妹神青を締結した奈良県さんと記念撮影!夏には宮崎で会いましょうね(^_^)/~
さて訳の分からない表題のことですが・・・
高知弁で、たっすいが=しょぼい。
ビールでいえば、「のどごしが悪いのはだめ!」とのことのようです。
研修を受けて明治維新時に立ち上がった我々と歳の変わらない志士達と照らしあわせ、
現状において神職としてできることは何かをしっかり考え、行動に移したいと感じました。
たっすいがは、いかん! ぜよ・・・
去る3月11日をもって、東日本大震災より2年の月日が流れました。
当会では昨年に引き続きこの日にあわせて、15,881柱の御霊を慰め併せて復興を
祈りました。(昨年の様子はこちら)
今回も各ブロック単位または個人個人で祈りを捧げたそうです。
2年がたった今でも行方不明者2,668人、避難生活を送られている方は315,000人も
いらっしゃるそうです。
人間は良くも悪くも、月日が流れるとともに過去を忘れてしまいます。
天皇陛下の御言葉にもありましたように改めて「被災地に心を寄せていただきたい」と感じます。
宮崎市ブロック会 於小戸神社
皆さんは、神主さんのことを何と呼ばれますか???
かんぬしさん、しんかんさん等々様々ですが、宮司(ぐうじ)さんと呼ばれる方がいらっしゃいます。
人によっては間違いではないのですが、宮司とは神職の職階の1つで、その神社の長のことをいいます。
つまりは1社に1人。簡単に言えば、宮司さんとは一般の会社でいう社長さんのことなんです。
一般的に宮司の他には
権宮司(ごんぐうじ)
禰宜(ねぎ)
権禰宜(ごんねぎ)
出仕(しゅっし)などがあります。
「権」には仮という意味があり、仮の宮司、仮の禰宜といった意味合いです。
「禰宜」とは、神の心を安んじ和め、その加護を願う「ねぐ」に由来するそうです。
「出仕」とは、「出仕は神職にあらず」という言葉もありますように、神職の見習いとでも考えていただければ結構かと思います。
ちなみに伊勢の神宮では、大宮司(だいぐうじ)、少宮司(しょうぐうじ)という職階もございます。
宮崎県には約650の神社があり、神職は約450名。
そのうちの約200名は宮司さんになります。
ほとんどの神主さんは権禰宜以上になり、また出仕は白い袴をはいていることが多いようです。
しかしただ単に白い袴をはいているから出仕と言うわけではありません。
お祭りの種類によって、白い袴をはく場合もありますのでご注意下さい!
つまりは何と呼ぶかという話ですが、どうなんでしょうね???
結局はその人の名前で呼ぶのが一番!
当たり前すぎてすみません<(_ _)>
名前が分からない場合は、神主さんと呼ぶのが無難と思われます。
宮司ではないのに、宮司と呼ばれることに関しては違和感がありますので、その点だけはお気を付け下さい!
(ごんねぎ)
お祭りの様子。皆が出仕というわけではありませんよ!
お祭りの種類によって袴が変わるというものです。
上の人から順番にと、並ぶ順番も決まっております。