宮崎神青ブログ - 20120712のエントリ
去る7月7日午前10時より西都市に鎮座される都萬神社(つまじんじゃ)にて
更衣祭(七夕祭)が斎行されました。
このお祭りは木花開耶姫命(このはなさくやひめ)が天孫瓊瓊杵命(ににぎのみこと)に
お嫁入りされた古事そのままのお姿をおつくりする神事ともいわれているそうです。
祭典前日に、奉仕する神職等が高鍋町堀之内海岸に浜下りし御禊を行います。
祭典当日は、御祭神の木花開耶姫命の御神像に白衣の御装束を着付け、御頭に
真綿の御被衣(おかつき)を飾り付け、紅、白粉で化粧が施されて祭典が行われました。
この日、氏子崇敬者から奉納される御衣装の多少によって、その年の寒暖が占われるそうです。
御化粧の様子
御化粧、御更衣後に神殿中央の座へ
神職は御神像に息がかからぬよう、覆面(ふくめん)を致します。
白布又は白紙を折って両側に紐、紙縒(こより)等にて輪を附けたものです。
神饌(しんせん)を献じます。
御神楽の奉納
神社のお祭りは、それぞれに由緒、伝統があります。
機会がございましたら、是非ご参列されてはいかがでしょうか。