宮崎神青ブログ - 最新エントリー
先日9月27日は、当会の事業で県北地区を訪れました。
いま直近の問題である、過疎化や高齢化における、神社の在り方を考えるべく、県北地区の先輩たちに現状をお伺いしに行って参りました!
~延岡市 今山八幡宮にて研修会~ m-shinsei.jp/modules/gnavi/index.php
宮崎県の県北地区 延岡や日向、そしてその周囲の山間部は非常にたくさんの神社が鎮座しています。対して神主の人数は非常に少なく、なんと、ひとりで20社以上もの神社をお守りされている神主さんもいらっしゃるそうです。
ちなみに、私は県南の方ですが、近隣ではだいたい5社以内を受け持っている方が多く、非常に驚いたところです。
複数の神社を受け持つ場合、兼務社と言いますが、兼務社が多くなってしまうと、やはりなかなか兼務社まで神社を活発にすることが難しくなるのが実情だと思います。
しかし、そんな中でもひとつひとつの夏祭り秋祭りをしっかりと奉仕して、氏子の方と信頼関係を築き、神社を守られている話を聞いて、その大変さが身に染みると共に敬服しました。
中でも、ある宮司さんの、全く神社としての活動がなくなってしまった神社の復興に携わった話についても感服しました!
その神社は宮司が不在となり、結果神社としての祭典や活動を全く行うことがなくなり、荒廃してしまった神社でしたが、新たに担当となった宮司さんは、神社の清掃からはじめて、祭礼の復興、神社の世話役の組織化までされたそうです。
簡単に記載しましたが、とても地道なひとつひとつの行動が実を結んだそうで、地域を巻き込んでの神社の復興というところにまで成果を上げられたそうです。
参考 亀井神社:m-shinsei.jp/modules/gnavi/index.php
いま神社界でも、過疎化高齢化、人口減少などの社会問題が今後の神社護持に関わる問題として対応対策が急務となっています。合わせて、神主の問題としても、労働力の都市集中、後継者不足は一般業種と同じだと感じています。
これから、さらに厳しい社会構造となり、少なくなった神主で、氏子さんが少なくなった神社を、多くの兼務社を抱えてお護りしなければならない時がくるかもしれません。
今回教えていただいたのは、その時に神主として断固とした気概をもって立ち向かうことです!
もうすでに、活動の低迷している神社は数多くあるのではないかと思います。何か少しでも活発になるように、まずは地道な一歩から始めようと思いました。
あなたの身の回りにもありませんか?荒んでしまった神社・・・
もし、近所の神社から久しぶりに木を切る音や、掃除の音、お祭りの音が聞こえたら、
ぜひ足を運んで、「なにしちょっと?」と声を掛けてみてください。
貴重なお話をありがとうございました!
研修前に長井神社に参拝させていただきました!清掃活動を予定してましたが、雨で断念( ;∀;)
杖が無いと危険な階段・・・ 上の鳥居から、さらに倍ほど上がりました。
階段ファンにはたまりませんよ
長井神社:m-shinsei.jp/modules/gnavi/index.php
昨月のこと、8月24日・25日に大分県にて野球大会と研修会に参加してきました。
各県に神道青年会が御座いますが、九州・沖縄を合わせて九州地区協議会と組織されており、今回はその九州地区協議会による親善野球大会と研修会でした。
宮崎からも優勝をさらうべく?有志が参加して参りました。
結果はというと・・・
残念ながら4位( ;∀;)
強い宮崎の時代もあったそうですが、ここ数年はいい結果を残せません。
いやしかし、野球経験者でない私からみれば、
「いや こんなの反則やろ・・・ 神主なの?」
っていう球を投げるピッチャーとかいたり、各県強豪ばかりで、上位入賞はなかなか厳しいですよね。
当会現会長は野球大好きです。もしかしたら、来年こそは・・野球の神様が・・・なんて思ったところです。
しかし、親善ということで、当会会員も猛暑に関わらず見事なプレーを見せ、大健闘しました。他県との交流も深まりました。運営された大分県の皆様ありがとうございました。
野球の翌日は、神職としてしっかり研修会にて講演を拝聴し、学びをさせていただきました。
さて、この野球大会と研修会、来年は宮崎が当番となり運営をさせていただきます。 開催地はもちろん宮崎県です!
充実した実りある2日間になるよう、しっかりと準備させていただきます。
九州各県青年神職の皆さん、宮崎に来てくれるかな?
マンゴー!
よく分かりませんが、当会会長が気合いれてお待ちしてます。 皆さんお楽しみに(^^)/
事務局長は鋭いバッティングで優秀賞ゲット!暑い中お疲れ様でした!
去る8月20日~21日、北方領土返還要求の「九州・沖縄ブロック会議」「青少年研修会」が執り行われました。 どんな会議なのかというのは、まず各県に「北方領土返還要求○○県民会議」という団体が存在します。
毎年、その団体の代表が九州各県より集まり、日本・ロシア間の北方領土問題に関する関係現状や昨年今年どのような活動を行ったか、また教育の現場では子供たちにどうやって北方領土問題を知ってもらうかを報告し、今後の領土問題解決に向けた活動に活かす場であります。
本年はその当番県が宮崎県ということで、両日とも宮崎観光ホテルにて開催されました。
北方領土は「択捉島・国後島・色丹島・歯舞群島」からなる、我が国固有の領土でございます。 しかし日本の領土でありながら、大東亜戦争終結後にソビエト連邦(現ロシア)により不法な占拠が続いております。
昭和36年、日ソ共同宣言が署名され両国間の国交が回復され60年が経過しましたが、今なお領土返還の交渉への進展は見られません。
日本でありながら、その地に住んでいた人は未だに故郷へ帰ることができない現状は、自身のことと置き換えると、あまりにも悲しいことではないでしょうか。我々神道青年会員も一日も早い返還に向けて活動を行っておりますので、そのような活動が行われていることを知って頂けると有難いと思っております。
21日の青少年研修会では、宮崎市立宮崎東大宮中学校2年生が152名参加(参加者総数約200名)のもと、元島民山本忠平様(択捉島蘂取出身)の講演を拝聴させていただきました。
講演の中でお話頂いた、敗戦数日後ソ連軍が島に侵攻した際の恐怖や、生まれ育った島を武力により支配される屈辱感は計り知れないものがあったと思います。
現在、北方領土が我が国の領土であると認識している国民は多いと思いますが、問題意識を持っている方は少ないと聞いております。 この青少年研修会に参加した少年少女が学んだことを生かし、自分たちで解決策を考え、この領土問題解決のための活動を展開してくれることを切に願います。将来、子供たちが大人になったとき、すべての島に自由に往来でき、領土問題が過去のものとなっていることを祈り、ご報告といたします。
全国指定護國神社詳細はこちら
去る平成29年7月25日、午前10時より串間市崎田地区にて当会抜穂祭を斎行致しました。
御神田行事についてはこちら
3月16日の御田植祭から約4か月、田長・田主をはじ地元の皆様のおかげをもって、素晴らしい実りとなりましたこと、本当にありがたく感謝致します。
早期米につき、先日の台風の影響も受けず収穫できました。みなさまの田にも台風の影響ないことを願います。
私事ですが、今年から個人の田んぼを管理しなくてはならなくなり、訳も分からないまま毎日田んぼに足を運んでます。
へたくその極みにつき、毎日猛暑のなか雑草と格闘しております。
実際に水田管理をするのは人生初めてですが、こんなにも大変であることを改めて、身に染みて実感しているところです。自然と向き合い、苗を愛で、只ひたすらに稔りを祈る。少しずつですが、稔りに感謝するということが分かってきたような気がします。
改めて、この夏の実りに、そして管理いただいた田長様、田主様、そして串間市崎田地区の皆様に感謝申し上げます!ありがとうございました!!
みなさまの田にも素晴らしい稔りがありますように・・・。
下記にて雅楽の演奏会が開催されます。
夏の夕べに雅楽の調べを嗜み、雅なひとときを過ごしませんか?
お誘いあわせの上、是非足をお運びください。
記
日 時 平成29年8月10日(木) 19時~20時30分
場 所 宮崎県護國神社(詳細はこちら)
入場料 無料
※梅若流 名取大師範 浅野晴香さんの民謡、尺八、三味線の演奏もございます。
※盆踊りも予定しています。
皆さんは子供と戦争の話をしたことがあるでしょうか?
私には子供が4人います。まだ小学生以下ということもありますが、戦争の話などしたことがありませんでした。
昨年は、青年会の活動として、大東亜戦争終結70年を記念し、県内の戦没者慰霊碑について調査し、冊子「守ルベキモノ、伝ユベキモノ」を発刊しました。
この活動に携わり、自分の住む地域からも多くの人が、故郷を護るために戦場に散っていったことを知りました。自分にとってどこか遠い過去の話と感じていたことが、身近な歴史に変わる機会となりました。
そんな想いから、これは我が子にも伝えなくてはと思うようになりましたが、なかなか現在は親子で戦争について話をする機会もありません。
私が小さい頃は、よく祖母から戦争の話を聞いていたものですが・・・
戦争経験者も もう高齢となっており、そのような機会も少なくなっていますね。
7月11日から、宮崎市のイオンモール宮崎では「宮崎特攻基地資料展」が開催されています。
当会からも資料の提供に協力させていただいてます。ぜひ足をお運びください!
18日までとなっております、週末親子でご覧いただく機会になればと思います(^^♪
南那珂支部 日南より祝いの報告です!
去る6月3日、当会会員の日髙啓貴さん(吾平津神社禰宜)の結婚披露宴に参加した会員より報告いただきました。 ありがとうございます!
「どどどっどどっどどっどどどどどどどどど」
迫力のある太鼓を新郎が高砂から響かせます!
祝いの獅子舞に会場は沸き上がりました(^^)/ ちびっ子たちは恐がるのがお決まりですね|д゚)
☆☆☆ こちらはなんと 新郎新婦の手作り ☆☆☆
新郎が奉仕する吾平津神社の模型です。新たな家族となった日高家が楽し気に過ごしてます(^^♪
油津消防団の余興「恋ダンス」からの「あきら100%とバカ殿ミックスおじさん」
など会場を盛り上げてくれました。
お盆は成功?したとは言えませんが、気のせいでしょうか・・・(笑)
写真は幸せな写真に差し変わっております、ご安心ください!
「私は生まれ育った日南がそして油津が大好きです」
新郎啓貴さんが挨拶で言われた言葉です。
大好きな土地で大好きな家族と一緒に暮らせる。
幸せな家庭が目に浮かびます。
最後になりましたが日髙夫妻の末永いお幸せとご両家の益々のご繁栄をご祈念申し上げます。
弥栄!
4月末のこと、東京出張中に後輩からとある文書を受け取ったと連絡が入った。
なんでも平成28年8月15日に当会が発刊致した
「大東亜戦争終結七十年誌~守ルベキモノ、伝ユベキモノ。~」を
恐れ多くも表彰してくださるとのことであった。
このことには素直に喜んだ。
ご理解ご協力をいただいた多くの方々、さらには尽力いただいた会員の想いの結晶が
目に見える一つの結果として表れ、そして何よりもご英霊より「まぁそれなりによくやったよ」との
お言葉を賜ったような気がしたからである。
とうことで、去る5月26日
空路東京へ。
東京大神宮マツヤサロンにて開催された表彰式に出席した。
当会を含めて5名の方が表彰され、その中には長野県神道青年会も含まれていた。
その表彰内容は、当会と同じ趣意。
調査開始より十年を経て、発刊に至ったそうである。
長野県神道青年会は、去る4月26日に開催された神道青年全国協議会総会において
めでたく”最優秀”広報賞を受賞された。(ちなみに当会は”優秀”広報賞・・・)
どちらが上だっただの何なのはさておき、同時期に同じ想いで発刊した両会である。
これを契機に情報交換等を行い、共に英霊顕彰はもとより諸活動に邁進していければと思う
ばかりである。
と、ここで終わりそうな今回のブログであるが、私には心にひっかかることがあった。
奇しくもそれは表彰式の数日前、とあるご相談を受けたことにある。
実家の庭に戦没者の慰霊碑があり、この度家を取り壊すこととなり、この慰霊碑を
如何すれば宜しいかとのことであった。
当初慰霊碑は近くのお寺に建立されていたようだが、その後お寺から離れることになり、
これを哀れに思われた相談された方のお父様が引き取り、現地に移設され個人的に
護ってこられたそうだ。
役所に相談されたところ、遺族会所有の慰霊碑付近に移設しても構わないが、移設費用は
自己負担とのことで、ご英霊への想いと板挟みになりその対応に苦慮されていた。
私には答えが出せなかった。
今回の様な場合を含め、これまでに様々な理由で消滅してしまった慰霊碑等、
そしてそれに刻まれていたご英霊の名はどれほどあるのだろうか。
冊子のあとがきにはこう記している。
我々は覚悟を持って氏神さまの祭を通して日本人の心を守り、次世代へと伝える使命が
あるのだと思います。
各地域の祈りが、ご英霊が願って止まなかった美しい祖国の繁栄はもとより世界の
共存共栄へと繋がりますことを節に祈念致します。
もちろん発刊した事が全てではなく、これから先が重要なことは分かっていた。
しかしながら、気の緩みがあったのだろう。
さっそく、その覚悟というものを試されたような気がしたのだ。
去る5月4日、当会宮崎市支部恒例となっております「おいらん道中」においての
雅楽演奏を執り行いました。
本番前の着替え・・・
「やっべぇ!足袋忘れた!!どんげしよぉ!!!」
「僕、予備で持ってきてますよ!」
「マジで!ありがとう!あっ、でもサイズ何cm?」
「とりあえず履いてみてください。」
「おーーーピッタリやん!」
さすがに7回目ともなると忘れ物する人もいないかと思われましたが、
まさかのまさか。
しかしながら、どうにか無事本番を迎えることができました。
この日は初めての雨天の為、アートセンターでの開催となりました。
曲目は①越殿楽、②陪臚
そして・・・
不安げに出番を待つ人・・・
まだかな~まだかな~
今年デビューの中武会員による
朝日舞(✧≖‿ゝ≖)ドヤァ
練習ではダメだしの連続でしたが、頼りがいのある川村先輩から基本からみっちりと
指導を受けたかいがありましたね。
終了後のバラバラの一礼。
基本的に拝の角度は皆同じのはずですが???
お恥ずかしい・・・
何はともあれ滞りなく終えることができ、有難いことに早速次回の出演依頼もいただきました。
曲目どうこうではなく、基本練習をしっかりと重ねて更にパワーアップして
来年に臨みたいと思います。
その前に次回参加時の目標は、
忘れ物ゼロ!!!!
まさに基本ですね・・・