宮崎神青ブログ - 201810のエントリ
神社では様々なおまつりが執り行われますが、
”式年祭”をご存知でしょうか???
”しきねんさい”と読み、定まった年ごとに行われるおまつりのことです。
そんな式年祭が去る10月21日、延岡市恒富町鎮座の春日神社にて斎行されました。
春日神社では50年毎に式年祭が斎行されているようで、本年はなんと
御鎮座”1300年”の式年大祭。
つまり神社が創建されたのは、養老二戌午年(718)となります。
日々の祈り、節目のまつりの上に1300年という永い歴史が生まれたことと思います。
祭典は厳粛裡に斎行され、多くの方がご参列になられていました。
前日には、お神輿が午前6時に神社を出発、今回初となるお神輿が愛宕山に登る「登拝渡御」を経て約20キロの行程を御巡幸され、午後8時頃に神社にお帰りになられ、さらには、午後1時から午後9時まで35年ぶりに夜半式神楽も奉納され、22番が舞われたそうです。
私は、まつりは地域のバロメーターだと思っています。
後刻執り行われた祝賀会にて前日の様子を映像にて見ることができましたが、非常に盛大な様子から、地域の絆の強さを痛感致しました。
さらに、普段見ることのなかった地域の中の当会先輩の様子を垣間見れたことは
新たな発見となりました。
ちなみに春日神社には当会会員が奉職しており、お優しい?先輩夫妻の下で日々勤しみ励んでおられることと思います。
1300年という悠久の歴史を紡いで来られた先人達に感謝の気持ちを忘れることなく、おそらく二度とないであろう式年祭の経験を糧として更なる成長を、偉そうに先輩風を吹かせながら期待致したく存じます・・・
最後になりますが、春日神社を中心として地域が弥益々にお栄えになられますことを
心よりご祈念申し上げます。