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宮崎神青ブログ - 文子の育児奮闘記~第2子出産編~

文子の育児奮闘記~第2子出産編~

カテゴリ : 
文子の育児奮闘記
執筆 : 
office 2015-12-22 14:53

女子神職の育児奮闘記です。

おっぱい編はこちら
では第2子出産「余裕のよっちゃっん」遍のはじまりはじまり・・・

二人目の妊娠はつわりこそひどくない方だが、
横になっていると長子に起こされるので休むひまもなかった。
妊娠期間はわりと順調。
とうとうおしるしが来た。
長子と同じ午前0時フライングということもあるのでとりあえず寝た。zzz
 

が!
じくじく痛んでくる
午前2時病院に連絡、早目だが経産婦なので来てくださいとのこと。
準備して、4時ごろ家族3人で病院へ。
陣痛室へ通されるが、経産婦だから早く生まれるかもと分娩室へ通される。
最新型の大きさの違う丸が3つ、串団子のようなピンクのベッドの上で
点滴につながれ冷静に陣痛と向き合う。


「ひっひっふー」
ラマーズ法も完ぺき!
「さすが経産婦さんね、うまいわね」と言われ
隣は初産婦さん、痛い痛いと泣いている。
「隣の初産婦さんより先に生まれるかもね~」と言われていたが、
あれよあれよと言う間に彼女は出産。
私、感動(T_T)
 

徐々に陣痛がきつくなる
「さすがね、経産婦さん落ち着いてるわね」
「おかあさんがんばれぇ~」
頭の傍で主人と長子がついていてくれる。
でもきつい・・・
主人いわくまだ「余裕ぶっこいて」たらしい。
子宮口6㎝ここから進まない。

おなかのややは陣痛の痛みを助長するようにぐるぐる動く、

い・だ・い。
でも外の世界に顔を出すのをためらっているようで
私のメンタルも徐々に
「いたいいぃいいたいよぉもういや~」
泣いた。
ずっと「痛い」しかいってない。


母登場!
「おかあさあぁあん」泣く、励まされる。
そしてとうとう半泣きで
「無痛分娩にしてくださあい」

・・・
「ないのよ~」
とあっさりいわれ、しくしく(T_T)

助産師さんが「ずっとトイレいってないよね?」
膀胱に尿が溜まっていると赤ちゃんが産道を通る邪魔になるらしく、尿道管挿入初体験。
女性の方が痛いとのうわさを聞いていたが、おしもは麻痺しているらしくどうもなかった
ボーっとしてきた。

 

助産師さんが
「食事もとってないよね?御主人ウィ○ーインゼリーとチョコレーと買ってきて」
黒いチョコレート苦手なのにと思いながら口にすると、目がカッと開き視界が明るくなった。
どうも餌切れしていたらしい。


そうこうしているうちに長子、お母さんを応援することにも飽きてきて
「ねえまだぁ~?まだ産まれないのぉ?」と退屈しだした・・・
「そうっすよねー!はやく産みたいんすけどねー!」
とうとう私のメンタルも限界。
促進剤は使いたくなかったが、母子共の体力を考えてのことだったので了解した。
 

ここで数日前に高熱を出した時に診ていただいた研修医の先生登場。
「見学させてもらって、いいですか?」といわれ、さあどうぞどうぞ。
きたーーーーーーーーーーー!!!!!!
促進剤いたぁぁぁぁぁい
陣痛は痛みが徐々にきて最高潮になって、また徐々に治まって間休を繰り返すが、
いたみがガッツンガッツン来る!
「これか、促進剤いたいってこれか」と半泣きで耐える。
もう助産師さんの声かけなんか聞いてない。
 

若干パニック!
もうイヤ!死ぬかも・・・
「はやく産まれてえええええ」と思っていたら
「いきみたくなってきた」
助産師さんらが慌てて準備。
「いきみをのがしてまだよ、ゆっくり」
んなの聞いてられない!
もう無理、と思った瞬間「パンっ」と音がして
羊水が助産師さんの顔に直撃。
破水しました。ごめんなさい・・・。


もうここらからは、総合病院で規律も厳しいのに経産婦が取り乱したので
どうにか正気をと思ったか母、妹親子までも分娩室に。


いきみ、あっさりプリンと子供誕生。

私ぐったり
長子が処置されている赤ちゃんを見て


「かわいい、鳥原ベイビー(名前が決まってないとそうよばれるれる)かわいい」
と、それがなにより嬉しかった。
そんな長子は大暴れして実家に連れて行かれたことを
未だに覚えていて話してくれる。

そして研修医の先生、私のお股越しに満面の笑みで親指を立て
「グッジョブ!」と言わんばかり。
なんか、、、半狂乱の自分が日常にもどった。


陣痛の間休の間、当然休む。
ぐったりでウトウトとする。
主人は私が意識を失ったと思ったのか、間休のたびほっぺをぱしぱしたたいて
「大丈夫?」と起こす。


ありがとう。

 

心配してくれてありがとう。

 

もう気力がなくて、何も言えなかったけど殺意が芽生えたよ(怒)

 

続く・・・

 


 

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