宮崎神青ブログ - 男のロマン~南那珂宮巡2日目~

男のロマン~南那珂宮巡2日目~

カテゴリ : 
宮巡隊
執筆 : 
office 2014-3-10 21:12

南那珂宮巡後編(前編はこちら

 

2月25日、午前7時起床!

カーテンオープン。

今日もいい天気だ!といきたいところでしたが、雨...

天気予報通りなので、そんなに驚くこともなかったが、やはりテンション下がり気味↓↓↓

それでも勿論宮巡隊は出発。

 

さっそく1社目の若宮神社着。

続いて2社目津屋野神社

おお!朝からこの階段はキビシイ・・・

 

つづいて3社目松尾神社

だ・か・ら!朝から階段はキビシイって・・・

というか、この神社珍しいと思いませんか?

よく見ると鳥居、線路、階段なのです。日本一危ない参道に認定(笑)

 

続いて4社目の南郷町榎原鎮座の稲荷神社へ。

う~ん、どこだぁ???

「すみませ~ん」と、前日と同じ会話作戦をとろうにも、町人が見当たらず・・・

1時間程うろうろしたが、これからの予定を考慮し、やむなく宮巡隊初の断念。

 

まだまだ探したい、後ろ髪を引かれる思いで続いて日南市大窪へ。

この地区には大窪神社と鈴嶽神社が鎮座する。

 

「目的地に到着致しました。」

・・・・・ 

しかし神社はない。

 

近くの郵便局へ場所を聞きに隊員出動。

 

数分後・・・

 

「隊長!大窪神社はこの付近とのことですが、鈴嶽神社は・・・」

 

「ん?どした???」

 

「男鈴山の山頂にあるらしいです!」

 

「ぎゃははははは」

 

笑うしかない・・・

 

”嶽”とは高くて大きい山の意。

なんとなく予想はしていたが、そのまさかであった。

 

しかしながら郵便局員さんの話によると、地元の方が参道を整備したとのことで、

現在は車で山頂まで登ることができるらしい。

 

大窪神社のお参りを終え、男鈴山へ向かうも道に迷う。

一度引き返し、道を尋ねると有り難いことに地図まで書いていただきました。

 

地図を片手に進むこと数分

鳥居発見。しかし、ここから神社まで8km。

 

道幅は狭く、車1台通るのがやっとである。本当に登れるのか?

 

「すみません、鈴嶽神社ってこのまま車で行けるんですよね?」

「あ・・・あぁ、行けますよ・・・」

途中で作業をされている方に聞くと、まるでオススメできないかのような返答をいただいた。

 

経験とは大切である。

よく登られるであろう地元の方は何てことはない道なのかもしれないが、

初めてで、雨、さらに霧は非常にキツイものがあった。

道はぬかるんでおり、すぐ隣は崖の箇所もあり、少しでもハンドル操作を誤れば・・・

 

郵便局員さんの言葉を思い出す。

「雨の日は止めといたほうがいいですよ」

 

恐怖のあまり車内は会話も途絶え、登りにも関わらず前傾姿勢のまま固まり、

ギアはローからチェンジすることなく時速5kmで黙々と宮巡号は進む。

 

ナビの矢印は徐々に頂上に向かっており、道は間違ってない。

進め!進め!!

 

そして・・・

感動!

 

現在のご社殿は、平成11年4月10日竣工とのこと。

 

造営記念碑

 

晴れた日は屋久島、種子島が見えるというこの場所も残念ながら・・・

 

下山も登山の時と車内は同じ雰囲気。

兎にも角にもどうにかお参りすることができた、非常に心に残るお社となりました。

 

この後、宮巡隊は加速!

さ・ら・に階段・・・(愛宕神社)

 

2日目は大藤神社を最後として24社、2日間で48社にお参りすることができました。

 

南那珂地区それぞれの場所でも、地元住民の産土さまに対する思いを強く感じることができ、

今後も続くであろう神主人生に大きな影響を与えられました。

今回巡った神社の由緒等は神社紹介ページで徐々にアップしていきたいと思います。

 

なお次回は6月に高千穂方面宮巡予定。

「すみません。○○神社ってどこですか~?」

と、ハイゼットに乗った2、3人の若者に聞かれることがありましたら、それは宮巡隊かも。

その時はよろしくお願い致しますね<(_ _)>

 

ちなみに帰宅後、嫁さんに鈴嶽神社のことを話した。

やはり女性には男のロマンが分かってもらえず、多少怒り気味に、

「万が一のことがあったら、どうするの!?」

 

「ちょっとは考えてよね!!!」

 

「はい。以後気を付けます。」

 

それでも宮巡隊は行く・・・ 

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