宮崎神青ブログ - 201910のエントリ
御守り紹介 第3弾
今回ご紹介するするのは、
宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸に鎮座する
天岩戸神社の御守りです。
御守りの依頼をかけてから約3カ月
佐藤副会長よりようやく原稿をもらっての投稿・・・
先ずは、神社由緒から
古事記(こじき)、日本書紀(にほんしょき)等に皇祖天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)は御弟素盞鳴尊(すさのおのみこと)を御避け遊ばして暫く天岩戸へ御籠り遊ばされた事を記して居ますが、当神社は其の霊蹟天岩戸を斎ひ奉る神社です。
境内社殿の背後断崖の中腹に御窟あり天照皇大神籠らせ給ひし処と伝へ、古より其の御神域を御神体としてお祭り致して居ります。
社殿は東本宮と天岩戸直拝の西本宮と岩戸川の渓谷を挟み相対して御鎮座ましますが東本宮関係の昌泰)年間の記録に天照皇大神、天岩戸より御出ましの節、思兼神其の御手を取りて東本宮の土地に御造営の御社殿へ御鎮りを願ったと記してあります。
弘仁壬辰三歳中秋には三田井候の遠祖、大神大太惟基公霊夢に恐惶して頽廃せる社殿を再興し深く其神明を崇敬したと申します。
又神社に由縁の舞楽として岩戸神楽三十三番の古雅なる手振を宮司社家代々伝へ氏子達習ひ伝へて祭典に奉奏する外、毎年十一月下旬より二月初旬にかけ、各集落において、民家に〆かざりして終夜舞続け黎明に及びて岩戸開きと称するを舞納むる慣習があります。
住時名士の此の地を訪ふ者も多く寛政の奇士高山彦九郎の参詣紀行あり薩摩の歌人八田知紀礼参し、水戸の烈土井上主人義秀等八名参籠して俳句「落つるには 手もなきものよ 蝸牛」を残して居ます。
又大宝の昔京都神祇宮卜部朝臣参拝の記録あり相当古くより中央に認られて居た事が考えられます。
「天岩戸開きの神話に出てくる手力男命様と天鈿女命様の絵が刺繍された御守りです。 天岩戸が開かれて世の中が明るく平和な世界になったことから、開運のお守りとして授与しております。」
御初穂料 700円