宮崎神青ブログ - 201602のエントリ
日本の建国記念の日は、神武天皇が初代の天皇としてご即位された日
宮崎県西諸県郡高原町狭野にてお生まれになった「神武さま」
宮崎に都を定められましたが、人々がより豊かに暮らせるように「ご東遷」の途に
数々のご苦難の末、宮崎をお発ちより七年目の陰暦正月朔日(現在の二月十一日)
奈良県橿原の地にて初代の天皇としてご即位され、日本ははじまりました
建国より二六七六年を数え、世界で最も長く続いている国「日本」
国のお正月、国の誕生日とも申すべきめでたい本日は、地域の神社「氏神さま」へ
ご家族お揃いで、感謝の気持ちを込めてお参りしていただきたいと存じます
旧暦正月朔日に相当する建国記念の日も、元旦の初詣のように境内が多くの人で賑わい、
お互いが「おめでとう」と言い合えるようなそんな日であってほしいものです。
紀元祭についてはこちら
寒い日が続きますが、立春を過ぎ季節はいよいよ春へと移り変わろうとしています。
この季節といえば、受験。
去る1月16日、17日には大学入試センター試験も行われたようで、報道や新聞を見ながら
約20年前を思い出し、懐かしんでおりました。
神社では受験生をはじめ、親御さん等の合格祈願に来られる方々をよく見かけます。
学問の神様で全国的に有名であるのは、やはり「菅原道真公」。
菅原道真公は・・・
こちらをご覧ください<(_ _)>
宮崎県内の天満宮といえば、
宮崎市谷川に鎮座する
宮崎天満宮がございます。詳細はこちら
合格のお祈りした受験生も、多いことと思います。
宮崎県は1社だけ???
と、思われる方もいらっしゃるでしょうが、
県内には「天満宮」と名の付く神社はおそらく1社ですが、菅原道真公をお祀りする神社は
天満神社、天神社など多数ございます。
特に延岡市の北川町や北方町に多く鎮座されています。
何で地域地域に学問の神様?
と、宮巡隊視察時に思いましたが、もうひとつの御神徳をご存知でしょうか?
菅原道真公は、藤原時平らの策略により九州太宰府へ左遷されました。
菅原道真公がお亡くなりになられた後、洪水、疫病などが続いて起こり、左遷に関わった
人々が次々に亡くなったそうです。
さらには、都にある時平邸に雷が落ちる事件も起こり、人々は菅原道真公の怨霊が
雷になられたと恐れたそうです。
そのような事から、雷除けの御神徳もあるようです。
神様は同じでも、地域に根付いた御神徳をお持ちであることを忘れないでくださいね。
さて、いよいよ大学の2次試験、高校入試等が始まりますが、
是非とも、お住まいの地域の神社”氏神さま”にもお参りください。
神様はきっと
「お~小さい頃から見てきた、どこどこの誰々も、もう受験の歳か~」
などと思われ、自分が積み重ねてきたものの上に、そっとお力を与えてくれ、
見守っていただけることと思います。
「受ける前から落ちる話すんな!」
と思われるでしょうが、仮に受からずとも、そこから新たな人に出会い、新たな経験を積み
人生の糧になることは間違いありません。
私もあの頃は、偏差値の割に浪人したくない、受かりたーいの一心でしたが・・・
インフルエンザ流行とのことですが、受験生の皆様には先ずは十分に体調管理に留意されて
万全の状態で試験に臨み、それぞれに桜が咲くことお祈り致します。
最後になりますが、受験後にはお願いした神様のもとへ。
お願いするばかりではいけませんよ。
ちゃんと報告をしてください。
どちらにせよ、きっと笑顔で迎えてくれますよ・・・