宮崎神青ブログ - 20120307のエントリ
去る3月6日午後1時30分より都城ブロック会を開催致しました。
東日本大震災発生より約1年ということで、「東日本大震災を通して考える青年神職の役割」と
題して研修会を開催致しました。
第1部では、陸上自衛隊都城駐屯地第43普通科連隊広報室長であられる神宮司 悟 氏より、
宮城県南三陸町における支援活動等についてご講演賜りました。
第2部では、加江田神社川越宮司、霧島東神社黒木宮司、青島神社長友宮司、当会串間会長を
パネラーとして、「東日本大震災を通して考える青年神職の役割」について討論会を行いました。
川越、黒木両宮司は、9月末に被災地の26ヶ所にて物故者巡礼を行われ、長友宮司、串間会長は、
神青協主催の支援活動に携われたそうです。
第6感で感じる被災地の状況は、テレビや新聞を通して見るのとは全く違うもので、大きな衝撃を
受けられたそうです。
神職という仕事は、「このような出来事の際には全く役に立たん」と言われたのが、とても印象に
残っております。
この震災を機に、神職は祈ることは勿論のこと、祭を通して普通であることの奇跡に感謝することを
氏子崇敬者に伝え、また神社の由緒、歴史を通して過去の災害の事を伝えていく役目があるという
意見等々が出されました。
微力ではあるが、無力ではない。
まずは、動け・・・
(宮崎神宮権禰宜)