宮崎神青ブログ - 最新エントリー
新年になり、その年初めて神仏に詣でることを云います。
先ずはお住まいの地域の神社である氏神さまにおいて、新しいご神威を御自身の体いっぱいにお受けなり、豊かな幸多き年となりますようお祈り申し上げます。
殊に、今上陛下におかせられては平成31年4月30日を以てご譲位遊ばされ、翌5月1日には新帝の御代が開かれます。
日本の悠久の国柄に思いをいたし、私たち日本人にとって大切な節目の年のはじめに、改めて平成の御代に感謝申し上げるとともに、皇室の弥栄と我が国の平安を祈念いただきたく存じます。
なお、平成31年の厄年、年祝は以下の通りです。
厄年について
最近では、厄年を厄難を受けることが多い年であるとか、忌み嫌うことのみ強調されていますが、本来は「厄=役」でもあり、世の中のお役に立つこと、その様な年まわりとなったことをお祝いする年でもありました。
前厄、本厄、後厄の3年間は厄祓等を受けられ、人生の大きな節目を大過なくお過ごしいただきたいと思います。
◎平成31年厄年一覧
女 性 | 男 性 | ||||
前厄 | 本厄 | 後厄 | 前厄 | 本厄 | 後厄 |
平成14年生 18歳 |
平成13年生 19歳 |
平成12年生 20歳 |
平成8年生 24歳 |
平成7年生 25歳 |
平成6年生 26歳 |
昭和63年生 32歳 |
昭和62年生 33歳 |
昭和61年 34歳 |
昭和54年生 41歳 |
昭和53年生 42歳 |
昭和52年生 43歳 |
昭和59年生 36歳 |
昭和58年生 37歳 |
昭和57年生 38歳 |
昭和35年生 60歳 |
昭和34年生 61歳 |
昭和33年生 62歳 |
※年齢は数え年です。(平成31年になる歳に1歳足して下さい。)
※誕生日に関わらず1年間が厄年にあたります。
※厄年の3年間を無事に過ごされたことを、神様に奉告し感謝する厄明奉斎(御礼参り) もお忘れなく。
平成31年年祝い一覧
祝名 | 意味 | 年齢 | 生まれ年 |
還暦(かんれき) | 生まれた年と同じ干支が巡ってくる年 | 61歳 | 昭和34年生 |
古希(こき) | 杜甫の「人生七十古来稀なり」という一節にちなんだもの | 70歳 | 昭和25年生 |
喜寿(きじゅ) | 「喜」を略字で「七十七」と書くことから | 77歳 | 昭和18年生 |
傘寿(さんじゅ) | 「傘」を略字で「八十」と書くことから | 80歳 | 昭和15年生 |
米寿(べいじゅ) | 「米」を分解すると「八十八」と書くことから | 88歳 |
昭和7年 |
卒寿(そつじゅ) | 「卒」を略字で「卆」と書くことから | 90歳 |
昭和5年 |
白寿(はくじゅ) | 「百」から一を取ると「白」という字になることから | 99歳 | 大正10年生 |
お祝いの年を無事に迎えられたことに感謝し、これからも清々しくお過ごしになられますようお祈り致します。
※必要な方はご利用ください。(厄年等一覧表→PDFファイル)
神社では様々なおまつりが執り行われますが、
”式年祭”をご存知でしょうか???
”しきねんさい”と読み、定まった年ごとに行われるおまつりのことです。
そんな式年祭が去る10月21日、延岡市恒富町鎮座の春日神社にて斎行されました。
春日神社では50年毎に式年祭が斎行されているようで、本年はなんと
御鎮座”1300年”の式年大祭。
つまり神社が創建されたのは、養老二戌午年(718)となります。
日々の祈り、節目のまつりの上に1300年という永い歴史が生まれたことと思います。
祭典は厳粛裡に斎行され、多くの方がご参列になられていました。
前日には、お神輿が午前6時に神社を出発、今回初となるお神輿が愛宕山に登る「登拝渡御」を経て約20キロの行程を御巡幸され、午後8時頃に神社にお帰りになられ、さらには、午後1時から午後9時まで35年ぶりに夜半式神楽も奉納され、22番が舞われたそうです。
私は、まつりは地域のバロメーターだと思っています。
後刻執り行われた祝賀会にて前日の様子を映像にて見ることができましたが、非常に盛大な様子から、地域の絆の強さを痛感致しました。
さらに、普段見ることのなかった地域の中の当会先輩の様子を垣間見れたことは
新たな発見となりました。
ちなみに春日神社には当会会員が奉職しており、お優しい?先輩夫妻の下で日々勤しみ励んでおられることと思います。
1300年という悠久の歴史を紡いで来られた先人達に感謝の気持ちを忘れることなく、おそらく二度とないであろう式年祭の経験を糧として更なる成長を、偉そうに先輩風を吹かせながら期待致したく存じます・・・
最後になりますが、春日神社を中心として地域が弥益々にお栄えになられますことを
心よりご祈念申し上げます。
集中豪雨など、台風の影響が心配されてます。
皆さま大きな被害などないことをお祈りします。
さて、8月15日は終戦記念ということで、各県にございます戦死者の御霊を祀った護国神社並びに靖國神社では多くの参拝の方がお見えになり、皆さんもニュースなどで目にすることかと思います。
当会では、数年前に県内の戦没者慰霊碑を巡拝する事業を行いました。
各市町村ごとにたくさんの忠霊塔や慰霊碑があることを知り、それと同時に多くの忠霊塔で管理が行き届かなくなってきている現実も受け止めることとなりました。
私は小さいころ、祖母から戦時中の話をよく聞いていました。
地元の忠霊塔を巡拝したとき、祖母が話してくれた戦争の話を思い出しました。戦闘機が機銃を向けて飛んできて、とても恐かったと祖母は話していました。
忠霊塔には多くの御霊の名前が刻まれています。この方たちが、祖母を、そしてこの地域を守るために、戦地に赴き戦っていたのかと思うと、感謝と崇敬の念につきませんでした。
私は戦争を知らない時代を生きています。しかし、自分が住む地域も、故郷を守るために命をかけた人達がいたからこそ今があることを感じました。
皆さんの近所にもきっと慰霊碑が建っているかと思います。
散歩のついで、公園に遊びがてらでもいいので、ぜひお参りされてみてください。
そして、この街を守ってくれてありがとうという祈りを捧げていただければと思います。
当会の資料のほかにも、県内の慰霊碑などを紹介したサイトもございます。
宮崎県運営 宮崎の戦争記録継承館
http://miyazaki-sensokiroku.jp/modules/myalbum1/
ご参考にされてください。
こんにちは! 酷暑が続くなかですが、各地の神社で夏祭りが開催されているかと思います。
みなさんが熱中症などなく奉仕、参拝されますことをお祈りしております。
さて、間もなくお盆をひかえておりますが、皆さんはお盆をどう過ごしますか?
この時期によくある問い合わせのひとつが、初盆はどうしたらいいですか?という質問です。
仏式なのか神式なのか?
神道はどんな作法なのか?
そもそも神道ではお盆は関係あるのか?
皆さま様々な疑問があるようです。
基本的には地域の慣習によりますので、お近くの神社さんへ聞いて頂けると一番いいかと思います。
私の住む地域では、お盆はご要望であればご自宅にお伺いして慰霊の祭りを奉仕させていただいています。
これは怒られるかもしれませんが、我が家では代々神道ですが、なぜかお盆は地域の風習にのっとり、納骨堂で住職さんのお経をありがたく拝聴しています。
そんな私が言うのもなんですが、大事なことは神道仏教問わず、先祖を敬い尊ぶことかと思います。
もちろん普段から先祖を大切にしなくてはいけませんが、特にお盆は自分たちが今ここに平和に生活していることを先祖に感謝していただき、
家族みんなでお参りしていただくことが大切です。
どうか今年のお盆も先祖を大切にお過ごしください<(_ _)>
梅雨明け暑さもきびしくなって参りました。皆様熱中症などにお気を付けください。
西日本豪雨では被災した皆さま、大変つらい思いをされているかと存じます。一日も早い復興と犠牲者の慰霊を願う日々でございます。
さて、平成30年6月19日に御神田行事御田植祭を斎行させていただきました。
本年は山之口町川内地区にて開催しております。
今回は担当した都城地区の会員に、御田植祭についていくつか聞いてみたのでご紹介します。
(雨の中の祭典となりました(T_T))
質問1、御神田が山之口町川内地区となった経緯を教えてください。
今回自身の地元である山之口町でぜひ開催したいということで、先輩神職さんのご協力もあり、田んぼを管理して下さる田長さんと縁をいただくことができました。田長さんより川内地区の田んぼを使っていいと話を頂戴できたので開催する運びとなりました。
質問2、開催場所山之口町川内地区の魅力があれば教えてください。
川内地区はのどかな田園風景が広がり、高齢な方が多いですが、「元気な集落づくりに取り組む集落」である「いきいき集落」にも認定されており、大変活気のある地域です。
質問3、御田植祭担当にあたって、一番力をいれたことは何ですか?
せっかく地元の山之口町でするので、他の地区から来られる来賓、会員の方に山之口町について少しでも知ってもらえるよう心掛けました。(神饌の菓子を地元のやっくん饅頭に頼むなど)
質問4、御田植祭の中で、これはやって良かったということは?
数日前に台風が接近し、当日は雨が強く降る中の祭典となりましたが、可能な限りということで祭典後は手植えを行いました。青年会が主催する御田植祭ですので、やはり会員自身が田に入り苗をひとつひとつ手植えすることは大切なことだと思いました。
質問5、反対に、これはもっとこうすればよかったということは?
祭典に参列いただいた方への対応です。雨が降る中で足元が悪く、参列者の靴が汚れるなどしてしまい、もっと対策を考えておくべきだったと反省しています。
質問6、地元の方が見学に来られていたようですが、どのように声をかけたのでしょうか?
公民館長に挨拶に伺った際、そういう祭典があるのなら地区の人にも知らせたいので回覧板で回す文書がほしいとのことで作成し、案内をしました。当日は地域の方も沢山見に来られました、お礼を伝えるなど思うような対応が出来ず、反省しております。
質問7、抜穂祭へ向けて目標ができましたか?また来年の御田植祭担当へ伝えたいことはありますか?
御田植祭で反省すべき点が多々見つかったので、同じ失敗をしないよう改善し、抜穂祭は御田植祭以上に地区会員協力して作り上げていきたいと思います。来年担当される方には、事前順備をしっかりとし、分からないことがあれば先輩方に相談することも大事かと思います。
質問8、最後に、ご参加いただいた方にひとことお願いします。
当日は天候の悪い中参列いただき、誠にありがとうございます。多々不備があり、ご迷惑かけたと思いますが、しっかりと反省し準備を進めたいと思いますので、秋の抜穂祭にも参列いただくようお願い申し上げます。
祭典奉仕された皆さん、お疲れ様でした!
さて、4月23日には第63回定例総会が行われ、いよいよ平成30年度活動のはじまりです。
活動計画、予算と承認をいただきましたが、
前回ご紹介した、我々の今年のテーマに触れさせていただきます。
「御歴代の大御心に副い奉り、國體の護持に努めるの件」(平成29年度神社庁提出議題)
今上陛下の譲位が決まり、来年には新しい天皇陛下が即位の礼の重儀を執り行われます。
この歴史的にも大きな節目となる機会に、国民皆でお祝いする機運を高めていきたいと思います。
即位礼、大嘗祭について
www.jinjahoncho.or.jp/konohanasakuya/hoderi/wp-content/themes/jinja/dl/gotairei_no_gishiki.pdf
さて、テーマにあります「御歴代の大御心」とは、正に天皇陛下のご意志、お心のことであります。
初代神武天皇より始まり2600年以上もの歴史が御座いますが、第125代の今上陛下に至るまで、そのご意志は脈々と受け継がれています。
そのご意志は、非常に尊いものであります。陛下のご意志とは、常に国民に寄り添い、国家の安寧と幸せを願われているというものです。
どんな時も、国難あれば陛下は私たちを想い、祈りを捧げておられるということを、その公務からいつも伺い知ることができます。
そして、建国の初代神武天皇から始まり、国民すべてがひとつの家族となろうという精神のもと、日本は素晴らしい「國體」を築きあげました。
國體とは、難しい表現ですが、日本の国柄または国家の仕組みであり、日本人が家族のように仲睦まじく暮らしていくことを目指した國體であるということです。
私たちは青年神職として、この日本の誇るべき國體をしっかりと護り伝えなければなりません。
平成の御代も30年という節目でございます。皇室の歴史や知識をより正確に身につけ、皇室の尊さをしっかりと伝えていきたいと思います。
未だ具体的な活動は模索中でありますが、少しでも多くの会員とともに成長できるよう進めて参ります!
新たに会員も加わりました。またご紹介させていただきます<(_ _)>
春です。
神社は多くが4月から新年度ということで、青年会の皆さんも3月末から4月にかけて慌ただしい声が聞こえてきます。
私も決算やら予算やら・・・ 活動報告に活動計画・・・パソコンと格闘する日々です(T_T)
今年は桜も一気に咲き散り、花見を逃した方も多いのではないでしょうか?自宅に遅れて咲いてくれる八重桜をお裾分けです。
今年度は、たびたび話をあげてますが、九州の青年神職を受け入れての事業を担当しなくてはなりません。気合をいれて準備を進めてまいります。
さて、県内をおろそかにはできないということで、
今年の宮崎県神道青年会の指標となる提出議題を紹介しておきます。
毎年8月の神社関係者の総会にて掲げる議題です。当会では来年の指標となるよう会員で話し合い提出させていただいてます!
「御歴代の大御心に副い奉り、國體の護持に努めるの件」(平成29年度神社庁提出議題)
何やら聞きなれない言葉もございます(@_@。
次号、解説できるよう勉強してきます!! 続く・・・
相棒のビーバー これから過酷な季節がやってきました(@_@。 今年は米作りと、注連縄用もちわら作りがんばります。
皆さま こんにちは。
だんだんと日も長くなり、春の訪れを感じる季節となってきました。
が、まだまだ朝晩は冷えますねー( *´艸`) 季節の変わり目、風邪などに気を付けてください。
さて、前回の新会員紹介シリーズで御座います。
本日は、県西 高原町よりご紹介です!
皆さん こんにちは! 高原町霞神社 権禰宜 として奉職させていただくこととなりました、森田 葉輔 38歳です!
地元はこちらですが、平成18年 國學院大学神道学専攻科卒業後、東京都文京区の湯島天満宮に奉職いたしました。
平成28年に退職した後、翌年春に東京ドームにて結婚披露宴を行い4月より小林市にて結婚生活を送っております。
実は新婚でございます。
東京では休日などにフットサルをしておりましたが、しばらくボールに触れておらず身体が鈍っております。
故郷とはいえ、まだまだ分からないことばかりで皆様にはご迷惑をおかけするかとは思いますが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
森田さん、ありがとうございます<(_ _)>
フットサル! そういえば当会でもチームがありました・・・
森田さん、ぜひフットサル復興よろしくお願いします!!
今年は私も36歳。いよいよ30代も後半戦です。
神主の青年会でも中堅以降の年齢となり、若手も多くなりました( ;∀;)
ふと、そんな新しいメンバーをまだまだよく知らない部分もあるなーと思い、ぜひ新たに宮崎の神主となったメンバーを中心に紹介していきたいと思います!
本日は、三股町の御年神社に奉仕する女性神主です。自己紹介とPRをいただきましたので、ご紹介します。
こんにちは。 昨年四月より新しく宮崎県神道青年会の会員となりました、黒木と申します。御年神社に権禰宜として奉職しております。
大学を卒業後、一般企業に就職し、エステティシャンとして働いていました。その後、社家に嫁いだのをきっかけに、神社に深く関わり、神職として神社に携わっていきたいという気持ちが芽生えました。
結婚した年に講習を受ける予定でしたが、妊娠が分かり悪阻がひどかった為、講習を受ける事を断念...しかし、家族の支え、応援もあり、一昨年の夏に宮崎県神社庁にて直階講習を受け、念願の神職となることができました。
有難いことに、来社された方の祈願などを奉仕させていただく機会も頂戴し、日々刺激を受けながら奉職させていただいています。
まだまだ神職としてスタートをきったばかりで、分からないことばかりですが、経験を重ねていく中で知識を高め、来社してくださった方が、御年神社に来てよかったと思っていただけるように、心を込めて対応していきたいです。
プライベートでは、昨年第四子となる次男を出産し、四人の子育てと仕事に奮闘する毎日です。最近は温泉へ出掛けるのが家族の楽しみの一つです。
子どもの笑顔を見る度、元気をもらっています。 将来は氏子の皆様を始め、崇敬者の方々から、親しまれ、頼りにしていただける神職になるべく、まずは、早起きをすること...そして、日々仕事に真摯に取り組み、神職としてのスキルを上げていきたいと思います。
1月も終わりを迎え、今更ですが、平成30年もどうぞよろしくお願いします<(_ _)>
新年迎えて早くもひと月です。神主の皆さんはひとまず正月の忙しさを終えてひと段落でしょうか。宮崎県神道青年会は、今年は九州地区協議会の当番事業が春と夏に控えており、大変忙しい年になりそうです。一致団結して、皆が楽しみながら活動できればと思います!
さて、タイトルの2月11日ですが、建国記念の日です。
一般的には、ただの祝日というイメージをお持ちの方が多いかと思います。
しかしながら、2月11日は本来「紀元節」といい、初代神武天皇が即位された日であり、正に日本の歴史が始まった日であります。日本のお誕生日ですね(^^)/
ここでふと気になり、世界の国々の建国記念についてGoogleさんに聞いてみました。
アメリカ合衆国 7月4日 独立記念日
アルゼンチン 7月9日 独立宣言の日
イタリア 6月2日 共和国記念日
エジプト 7月23日 革命記念日
(一部を抜粋)
アメリカをはじめほとんどの国が 「独立記念日(植民地からの独立を意味することが多い)」と記載されており、世界からみても貴重な記念日であることを実感しました。
当会でも、2月11日当日の宮崎日日新聞への協賛広告を掲載し、お祝いする活動を行っております。
日本人皆でお祝いしたい記念日です。 ぜひ皆さんも日本の始まりを祝う心を忘れずに、玄関に国旗を掲げることからよろしくお願いします。