宮崎神青ブログ - 文子の育児奮闘記~お食い初め編~
久々の女子神職の育児奮闘記です。
初宮詣編はこちら
今回は神職というよりも、歯科衛生士としての文子さんからのお話。
それではお食い初め編(番外編)の始まり始まり・・
歯固め・・・子供の口に、神社の境内等の石をつけ「石のように丈夫な歯が生えるように」と願う
歯の本数は生後5,6カ月から乳歯が生え始めその数20本。
永久歯は6歳頃から生え始め28~32本。生えかわる事はない。
「八百万の神様」(やおよろずのかみ)
日本には、ありとあらゆる物に神様ががいらっしゃると云われる。
「歯の神様」も例外ではない。
『「歯の神様」信仰が始まったのは江戸時代中期から後期であるといわれています。(中略)庶民は歯痛などの悩みにどう対処したのでしょうか。苦しい時の「神頼み」、「まじない」などが唯一の手段であり、これに頼らざるを得なかった。また、歯の痛みは人生において苦痛であると自刃したり、生きながらに土中に埋葬されたり(中略)歯の痛みはその当時の人々にとって生死にかかわる重要な問題だったのも信仰の理由であった~日本歯科医師会HPより~』
歯の知覚は「痛み」しかない。
熱いものが触れても「痛い」
冷たいものが触れても「痛い」
私も経験があるが、ひどい時には転げまわるほど痛い!とてつもなく痛い!!
最近、虫歯菌や歯周病菌は、親または家族から感染することが広く知られてきている。
もちろん我が家では菌の感染はゼロにはできないが、なるべく少なくと実行している。
菌が定着する2,3歳までは食器、スポンジの共用、キス禁止!
キスなんて毛頭するつもりもないが・・・
3歳過ぎても虫歯菌は定着しなくても、歯周病菌は感染するので未だにつけ箸もしない。
そこまで神経質になると体が弱くなる。
「虫歯で死にはしない」と耳にすることがあるが、
上記のとおりヒトは6歳から死ぬまで永久歯で食べ物を噛み砕く。
寿命は80歳、なるべくなら自分の歯で食事をしたい。
ケア次第で一生自分の歯で生涯過ごすことは可能である。
インプラントの需要が伸びている。
その訳は、入れ歯は使い心地が、”悪い”らしい・・・とのことから。
実際に患者さんがそうおっしゃるので、私は断言してもいいと思う。
更に女性は生理、妊娠、出産と、女性ホルモンの分泌が多くなるので歯周病に罹りやすい。
昔は「子供に栄養を取られて歯が抜けた」とよく言ったが、
骨は「日日変動」するが、歯は変動しないのでまずあり得ない。
できればかわいいわが子には、人生最後の食事まで自分の歯を使ってほしい。
そう願ってメンテナンスに歯科へ通院し、母はせっせと今日も仕上げ磨きをする。
仕上げ磨きは出来れば小学校高学年まで!
芸能人ならずとも、人は歯が命・・・
現場復帰はゼロに等しい歯科衛生士より
続く・・・
何年前かしら・・・???