宮崎神青ブログ - 祝 創立五十周年!
去る9月25日、奈良県神道青年会創立50周年記念式典が開催されました。
奈良神青とは姉妹神青締結をしており、当会から5名が参加させていただきました。
出発間近まで台風の影響があり、無事に奈良県へ向かえるのか心配しましたが、
台風は熱帯低気圧へと変わり一安心しました。
初めてのJR奈良駅。
到着直前は土砂降りだったようです・・・
記念式典は午後3時からホテル日航奈良にて。
『大会宣言』
昭和三十九年八月十六日、県内若手神職が一致結束して奈良県神道青年会は結成され、
今年五十年の佳節を迎えた。
結成の頃の我が国は、戦後の混迷期を脱し高度経済成長へと突き進む時宜にあり、
当時から戦後施策による心の喪失が叫ばれていた。斯界を取り巻く環境はこの五十年で
劇的に変容し、経済成長と共に発展進化しつつも、それまで先賢が大切に培ってきた伝統
文化は荒廃の一途を辿り、明年終戦七十年を迎える今もなお、心は取り戻せずにいる。
今こそ我々は、神武帝創業の地この奈良県から日本古来の民族精神を呼び覚まし、この
美しい国風を未来へと継承するべく努力し、神々と共に在る信仰生活の原点に立ち返り
惟神の大道を宣揚し、拡く人類の福祉を増進すべく邁進することを茲に宣言する。
平成二十六年九月二十五日
奈良県神道青年会 創立五十周年記念大会
「稽古照今」(けいこしょうこん)の文字は、太安萬侶卿と御縁深き多坐彌志理都比古神社
宮司多忠記様にご揮毫賜ったそうです。
奈良県神道青年会様、誠にお目出度うございました<(_ _)>
益々のご活躍をお祈り申し上げます。
続いて第二部では神話紙芝居団かたりべまほろばの発表がございました。
「かたりべまほろば」とは、奈良県神青会創立四十周年記念事業の柱として平成十五年
十一月に立ち上げられ、初演から本年で十年と迎えたそうです。祖先から伝えられて
きた「神話」「民話」を題材に分かり易く語りかけることにより「神話」への正しい知識と、
忘れかけている日本の心を蘇らせ、次世代の子供達に継承させることを目的とされて
います。
脚本から絵画の制作、上演する舞台など全て手作りに拘り、会員神職はもとより奉務
神社の巫女、家族らが精力的に奉仕し、現在では地域への認識を広まり、神社での
祭礼を始め児童施設や各種催しなど年間を通じて公演を重ねているようです。
奈良県内のみの公演となるそうですが、興味がある方は是非お呼びになられて下さい。
続いて第三部は祝宴が催され、楽しいひとときを過ごすことができました。
さらに場所を変えての両県親睦会(*^_^*)
お疲れのところ深夜までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
翌日は交流事業の一環として、奈良県を宮巡予定。
午前8時30分出発とのこと・・・
起きられるかな???
続く・・・