宮崎神青ブログ - 文子の育児奮闘記~妊娠編~
神職の資格をとって8年が経とうとしています。
その間にこんなちっぽけな私が結婚し、赤ちゃんを授かりました。
人生のうちの十月十日赤ちゃんとの共生、共存が始まります。
噂の「つわり」が始まりました。
終わりがないかのように感じる今まで経験したことのない悪心。
そして頭が上がらない。
いつおわるのか、なんでこんなに辛いのだろう
4カ月に入ると嘘のように気分も良くなり
5か月の戌の日、安産祈願祭をしました。
寒い冬のことでした。
戌の日というのは犬が安産であることにあやかってからだそう。
お初穂をお供えし、腹帯をお祓いしていただく
母子ともに健康で出産に臨めますように
あらためて祝詞を耳にすると、私達は親になるのだと、自分の親もこういう
想いでお腹の子の安泰、安産を願ったのだと思うと背筋が伸びた。
この腹帯、日本だけだそうです。
お腹を支える役目もあり、なによりあたたかい。
妊娠して寅さんが毎日腹巻をしていた気持ちがわかった。
妊娠後期になると更にお腹は大きくなり
夜間に膝が痛み、こむら返りで叫び、お腹では赤ちゃんが動き回る
…寝むれない
この10ヶ月間わたしたちの体の中で子宮は鶏卵くらいの大きさが臨月には
直径30cm以上になり、胎盤ができホルモンの分泌がなされ、背骨はお腹が
出てS字を描いていたものが伸び、おっぱいは乳腺が発達しおおきく、血液は
量が増え薄く水っぽくなる
ただ、変化するだけではない、それに伴い不快症状が出てくる。
そして臨月のある日とうとうやってきました「おしるし」
夜中トイレに起きた私はおしるしを確認し、とりあえず寝た。