宮崎神青ブログ - 再考、氏神さま
改めまして、というのも遅くなりすぎた感もございますが、
あけましておめでとうございます。
皆様方には健やかに新年をお迎えのことと存じます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、正月のことですが、このようなご相談をうけました。
その方は神棚に氏神さまの御札もお祀りすると言うことをお聞きし、
初めて授与されたそうです。
しかしながら、それから嫌な事があったのか、どうも心地が宜しくなく
御札をお返ししたいのですが、失礼になりませんか?との問いでありました。
また、鎮座地や氏神さまの雰囲気も、どうも本人とってはあまり心地よいものでは
なかったそうです。
もちろん、どうぞお返しくださいとは言いません。
新年早々に嫌な事が続いたかもしれませんが、折角お祀りされたのですから、
もう少し様子をみられては如何ですか?
それでも、どうしてもと言うことであれば、直接宮司様とお話をしていただいては
如何ですか?
確かに宮司様の中には、多い方では20数社兼務されており、
常に足を運ぶことが難しいのが現状かもしれません。
そんな中にあっても、あらゆる面で地域の方々のお力添えをいただきながら
今日に至っているのであります。
少しでも氏神さまのことにつきまして、お力添えをいただければ
非常に有難いのですが・・・
お答えしました。
また、正月前には初詣特集ということで取材を受けましたが、
最近では、ご利益に特化した形で神社や御守が紹介されるケースが多く、
どうも祈りというものが、利己的なものになっているように感じます。
もっと広い大きな意味で氏神さまを考えていただければと思うばかりであります。
本年も当会は、各氏神さまのご繁栄への一助となるべく諸事業を展開していきたく存じます。
皆様方には、ご理解ご協力、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。