宮崎神青ブログ - 令和2年度 児湯地区ブロック会
令和2年3月30日
宮崎県神社庁 神宮会館にて
児湯地区ブロック会 北方領土問題研修会を開催しました。
報告者は、次期常任委員の鵜戸神宮 岩切権禰宜です。
この研修会は、北方領土問題の基礎及び一連の諸活動の義を見直し、会員の問題解決への意識統一を図ると共に、新たな活動展開への契機とすることを目的とし、開催されました。
○第1講目
宮崎県総合博物館学芸課普及担当主査の平松憲太郎先生、永田文昭先生を講師としてお招きし、「北方領土問題」について講演を行っていただきました。 講演ではまず、北方領土問題の経緯について話していただきました。
ここに2つの事実があります。1つは、「北方領土は日本人が自分たちの手で開拓し、そこにはずっと日本人たちが住んでいた」ということ、2つ目は「北方領土は一度も他国の領土になったことがない」ということです。
歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島からなる北方領土(北方四島)は、いまだかつて一度も外国の領土となったことがない我が国固有の領土であり、我が国に帰属すべき領土であるという事は疑う余地もありません。 私たち日本国民は、北方領土が日本の領土であるということをしっかりと理解し、気持ちを一つにして問題を解決していかなければなりません。
会長挨拶
進化した藤田会員
○第2講目
藤田会員より「北方領土返還要求宮崎県民会議」についてお話いただきました。 独立行政法人北方領土問題対策協会の下部組織として各県に推進委員・都道府県民会議が設置されており藤田会員が委託受けています。
現在、県民会議では、北方領土問題を解決へと導くために様々な取り組みが行われています。 2月7日「北方領土の日」に併せて県民集会を開催、資料配布などの啓発活動、公開授業、作文コンクール等継続して活動に努めています。 ここで重要なのは、日露両国の人々が争い事なく平和的に北方領土で暮らすことができるように返還の現実を図ることを理想とし返還運動を行っているということです。そして、当県民会議に所属していない私たちでもできることは、この問題をしっかりと理解すること、啓発活動のサポートなどをすることだと思いました。
エリカちゃん