宮崎神青ブログ - 東日本大震災物故者慰霊祭並復興祈願祭
お久しぶりです。
新型コロナウイルス感染症の影響にて当会活動もなかなか開催出来ない状態が続いていましたが、宮崎県内では比較的、感染状況が落ち着き始めましたので、御神田行事以来会員が一同に集い活動しましたのでご報告致します。
報告いただいたのは、
鵜戸神宮期待の若手 間瀬田権禰宜です。
東日本大震災物故者慰霊祭並復興祈願祭
令和3年3月11日は、東日本大地震から10年を数える節目の年となりました。
日向市に鎮座する大御神社にて東日本大震災物故者慰霊祭並復興祈願祭を斎行しました。
大地震、大津波と原発事故という未曾有の大災害により多くの人々が自然の脅威というものを改めて認識したのではないかと思います。
また、宮崎の地でも南海トラフ地震が発生した際には多くの被害が出ると予測されています。それに伴い、やるべきこと、今備えられることを十分に考えていかなければならないと感じました。
被災地では10年という月日が経った現在でも避難者は4万人近くとなり、仮設住宅などで日々生活を送っていると聞きました。
10年前と比べるとインフラ整備や新たな住宅の建築など戻りつつありますが、被災した人々の心の傷はそう簡単に戻るものではありません。
当会ではこの10年間、慰霊祭や復興祈願祭を斎行。また、東北の会員と実際に交流を通して震災と向き合い、今後の対策や、神社の役割などを考える研修会を行ってきました。
今後とも物故者慰霊と早期復興を祈念し、当会として行う活動が復興の一助となることを忘れずに活動をしていきたいです。
太平洋を背に祭壇を設け、祭典は黒木会長をはじめ、会員20名で奉仕しました。
⚪︎東日本大震災物故者慰霊祭並復興祈願祭
式次第
修祓
黙祷 地震発生時刻14時46分
降神
献饌
斎主祝詞奏上
斎主玉串拝礼
参列者玉串拝礼 大御神社 宮司 新名光明様
撤饌
昇神
祭典終了後、祭壇前にて会員皆で大祓詞奏上(10巻)