宮崎神青ブログ - 知っちょる?宮崎の祭⑥
〇海を渡る祭礼〇
氏子を巡幸、またお神輿を漁船に乗せまして島を一廻りいたすところから「海を渡る祭礼」ともいわれています。お神輿を乗せた船「御座船」を先頭に満艦飾の大漁旗等で飾った数十艘の漁船が列をなして進むさまは、壮観で当神社の祭礼で最も賑やかな御祭です。
ご祭神を乗せた神輿が青島神社から船で出発し青島漁港にある天満宮(水神様)にたどり着き、翌日は白浜の港を出港し海上を帰還します。ハッピ姿の若者が海に飛び込み船から神輿をおろし、勇壮な「浜下り唄」を唄います。主催も神輿の担ぎ手も22、23歳の若者で、時々神輿を大波のように激しく暴れさせながら練り歩きます。
由来:お神輿の渡御は古くから行なわれていましたが、海上渡御は御祭神の古事を偲び、海積宮に御祭神をお連れ申し上げ、御神慮をお慰めしたいという氏子漁民の発意で昭和二十三年から始まりました。
時期:旧暦六月十七日・十八日(令和三年は八月一日のみ)
神社:青島神社 https://aoshima-jinja.jp/
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