御神田行事

宮崎県神道青年会献穀御神田行事は、昭和56年当会第7代長友隆二会長(元青島神社名誉宮司)時代に始めらました。


御神田でとれたお米は、懸税(かけぢから)として伊勢の神宮へ、更に精米された御初穂米は宮中をはじめ靖國神社、県内約650のお社に

奉納致します。


神社では、祭典の際にまずお米をお供えします。
なぜそんなにお米が大切なのか?

天孫降臨に際し、天照大神より御子天忍穂耳尊(あめのおしほみみのこと)に与えられた「斎庭の稲穂の神勅」(ゆにわのいなほのしんちょく)

という御言葉をみれば分かります。

吾(あ)が高天原に御(きこ)しめす斎庭の稲穂を以て、亦吾が児(みこ)に御(まかせ)せまつるべし。

高天原で大神自らの手により神聖な神田で作られた稲穂を、天孫自らが地上にもたらし広めなさい。

また、天孫の子孫である天皇も同様にしなさいと言われています。


 

天皇陛下はこの神勅に基づき現在に至るまで手づから稲を育てられ、収穫された稲で神饌をはじめとする御供物を整えられて祭りを行われます。


 

古くより我が国は、「豊葦原千五百秋瑞穂国(とよあしはらながいほあきのみずのほくに)」と云われます。

   豊葦原 = 豊に葦が生い茂る原
千五百秋= 限りなく長い年月=永遠
瑞穂国 = 瑞々しい稲穂が実る国ということで、日本国の美称です。


 

日本人とお米は非常に関わりが深いものなのです。


 

この神事は、地元の方々の協力なくしては、決して成り立たないものです。
その年ごとに御神田、田主、田長をお願いし、また早乙女の奉仕、諸準備の手伝いなど、県内各地の方々に支えられ、今日まで継承されています。
食の大切さは勿論のこと、産土神社(地域の神社)、その土地の方々との交流など経験浅き青年神職にとっては、貴重な経験の場となっています。
是非お近くで斎行される時は、足を運んでいただければと思います。


 

※平成24年度ブログ(御田植祭抜穂祭写真

※平成25年度ブログ(御田植祭抜穂祭写真

※平成26年度ブログ(御田植祭抜穂祭写真

※平成27年度ブログ(御神田清祓 、御田植祭風鎮祭抜穂祭写真

※平成28年度ブログ(御田植祭写真抜穂祭写真

※平成29年度ブログ(御田植祭写真


 

御田植祭次第  
○当日早旦斎場を装飾す
○時刻諸員祭場所定の座に著く(時刻十分前列立・後に参進)
是より先手水の儀有り     
○先ず修祓の儀
此の儀、先ず祓主祓詞を奏し、大麻・塩湯所役は神籬・神饌・玉串・早苗・
忌鍬忌鋤・祭員・参列者の順に祓い清める。
○次に降神の儀
此の儀、斎主降神詞を奏上し、警蹕所役は警蹕を行う。
此の間諸員磬折。楽を奏す(鳳笙)
○次に神饌を献ずる
  瓶子・水器の蓋を取るのみ(此の間奏楽)
○次に斎主祝詞奏上
  此の間諸員磬折。
○次に早苗授与
其の儀、田長、早乙女、忌鍬忌鋤所役は神前にて深揖す
○次に所役、田長へ早苗を授け、早乙女へ授ける。
○次に忌鍬忌鋤授与
其の儀、所役田長へ忌鍬忌鋤を授け、忌鍬忌鋤所役へ授ける。
○次に神楽を奏舞す(適宜)
○次に斎主玉串を奉りて拝礼(祭員自座列拝)
○次に参列者玉串を奉りて拝礼
田主・田長・参列者の順に拝礼(此の間奏楽)
○次に神饌を撤する
  瓶子・水器の蓋を調うるのみ。(此の間奏楽)
○次に昇神の儀
  此の儀、斎主昇神詞を奏上し、警蹕所役は警蹕を行う。
  此の間諸員磬折。楽を奏す(鳳笙)
○次に水口奉幣の儀
  此の儀、先ず大麻所役は神田を祓い清める。
次に斎主水口に進みて斎串を立て一拝し、自座へ著く。
○次に田起こしの儀  
其の儀、田長以下所役は御神田所定の位置に着く。
所役は忌鍬を持って御神田へ入る。
田長が忌鍬所役に「耕しませー」命ずる。
所役「おー」と応え、「良い田な、良い田な、目出田な」と唱えつつ田を耕す所作を行う。
所役は忌鋤を持って御神田へ入る。
田長が所役に「均しませー」命ずる。
所役「おー」と応え、「良い田な、良い田な、目出田な」と唱えつつ田を均す所作 を行う。
○次に御田植の儀
田長、早苗を早乙女に頒つ。
  早乙女、御神田に入り列を整える。
  田長、「御田植、始めませー」と命じ、田植えを開始する。
  此の後、参列者早苗を植える。
○次に直会


 

御神田行事年表(PDFファイルはこちら) 

回数 年度 ブロック名 支部名 場所 御田植祭 抜穂祭 斎主
第1回 昭和 56年度 宮崎市郡 宮崎市 宮崎市青島 4月14日 8月13日 長友隆二(青島神社)
第2回   57年度 都城 東諸県 国富町田尻 6月26日 10月 北村氏(宇都野神社)
第3回   58年度 宮崎市郡 宮崎市 宮崎市池内 6月16日 10月24日 串間正捷(小戸神社)
第4回   59年度 都城 北諸県 高崎町東霧島 6月17日 10月24日 稲丸利弘(東霧島神社)
第5回   60年度 南那珂 南那珂 日南市吾田 4月9日 7月27日 日髙久光(吾平津神社)
第6回   61年度 県北 延岡地区 北浦町三川内 6月18日 10月22日 猪俣勘解由(宮崎神宮)
第7回   62年度 児湯 東児湯 新富町新田 4月16日 8月10日 本部雅裕(春日神社)
第8回   63年度 県北 東臼杵南 椎葉村不土野 6月8日 10月12日 尾前秀久(尾前神社)
第9回 平成  元年度 宮崎市郡 宮崎郡 田野町上屋敷 6月5日 9月30日 宮田義和(田野天建神社)
第10回    2年度 宮崎市郡 宮崎市 宮崎市花ヶ島 6月18日 10月9日 宮田義和(田野天建神社)
第11回    3年度 児湯 東児湯 都農町明田 4月28日 8月12日 永友宗範(立花神社)
第12回    4年度 南那珂 南那珂 日南市平野 3月26日 7月22日 戸高俊一(平野神社)
第13回    5年度 県北 延岡地区 日向市平岩 4月7日 8月12日  
第14回    6年度 都城 都城市 都城市下長飯 6月11日 10月8日 原賢一郎(宮崎神宮)
第15回    7年度 宮崎市郡 宮崎市 宮崎市本郷南方 4月12日 8月11日 長友昌彦(恒久神社)
第16回    8年度 児湯 西児湯 西都市清水 3月30日 8月5日  
第17回    9年度 南那珂 南那珂 南郷町贄波 4月2日 8月5日 鈴木正(日之御崎神社)
第18回   10年度 県北 東臼杵南 諸塚村 5月31日 10月2日 甲斐秀樹(諸塚神社)
第19回   11年度 都城 北諸県 山田町 6月10日 9月28日 稲丸博文(東霧島神社)
第20回   12年度 宮崎市郡 宮崎 宮崎市新名爪 4月5日 8月8日 山田勇徳(宮崎県護国神社)
第21回   13年度 児湯 東児湯 都農町 4月4日 8月6日 池田稔(都農神社)
第22回   14年度 南那珂 南那珂 日南市吾田 4月3日 7月30日 日髙輝久(吾田神社)
第23回   15年度 県北 東臼杵南 椎葉村 5月17日 9月26日 椎葉智成(椎葉厳島神社)
第24回   16年度 都城 西諸県 えびの市 5月26日 10月12日 小多田将志(狭野神社)
第25回   17年度 宮崎市郡 宮崎 宮崎市青島 4月12日 8月2日 長友安隆(青島神社)
第26回   18年度 児湯 西児湯 西米良村 5月25日 10月4日 甲斐法長(児原稲荷神社)
第27回   19年度 南那珂 南那珂 日南市坂元 6月12日 10月10日 日髙鉄弥(岩崎稲荷神社)
第28回   20年度 都城 都城市 山之口町 6月13日 10月22日 石川伸一(乙戸神社)
第29回   21年度 県北 延岡 延岡市須佐町 6月21日 10月18日 木村健作(春日神社)
第30回   22年度 宮崎市郡 宮崎市 宮崎市花ヶ島町 5月20日 10月4日 荒川真司(宮崎八幡宮)
第31回   23年度 南那珂 南那珂 南郷町 3月28日 8月9日 野迫武士(行縢神社)
第32回   24年度 児湯 東児湯 児湯郡川南町 4月4日 8月8日 永友郁央(平田神社)
第33回   25年度 都城 都城市 都城市高木町 6月24日 10月22日 田植 下東嘉也(白鳥神社)  抜穂 楡田美浩(科長神社)  
第34回   26年度 県北 西臼杵 臼杵郡高千穂町 6月12日 10月27日 佐藤永周(天岩戸神社)
第35回   27年度 宮崎市
宮崎市 東諸県郡綾町 5月27日 9月29日 鳥原浩之(宮崎八幡宮)
第36回   28年度 児湯 西児湯 西米良村小川地区 6月14日 10月14日

田植 濱砂尚孝(住吉神社)

抜穂 藤田哲平(上三財神社)

第37回   29年度 南那珂 南那珂 串間市大字崎田 3月16日   河野保彦(本城神社)

※奉仕神社は当時のもの

 


 



 

 

平成25年抜穂祭 於都城

 

平成26年御田植祭 於高千穂町

 

平成27年御田植祭 於綾町

 

平成27年度御田植祭

 

平成27年度抜穂祭

大東亜戦争終結より七十年の節目にあたり、全国指定護國神社52社にも奉納致しました。

 

平成28年度御田植祭

 

平成29年度御田植祭

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