宮崎県の神社
高千穂神社(たかちほじんじゃ)
天孫降臨の神話の地、高千穂御88社の総社であり、平安時代の古書に2度にわたって記載され、日向国最高の神階を奉授された古社である。
鎌倉幕府の代参として参詣した秩父の豪族畠山重忠が参拝記念に植えた「秩父杉(樹齢800年)」や、根元がつながって夫婦円満・縁結びの信仰のある「夫婦杉」など境内には樹齢数百年の杉が林立している。
鎌倉時代に奉納された鉄製の狛犬と、江戸時代に造営された本殿はともに国の重要文化財に指定されている。
境内の神楽殿では、毎晩国指定重要無形民俗文化財の高千穂の夜神楽4番が一般公開されている。
○猪々掛祭(ししかけまつり)
日時 旧暦12月3日
由緒 鎌倉時代から伝わる霜除神事で、この祭典で奉納される神楽は「笹振り神楽」といわれて高千穂神楽の原型といわれる。
神代の昔、荒振る神鬼八(きはち)を十社大明神が退治したが、鬼八の霊は何度も生き返り、早霜を降らせて作物を害したため、鬼八の好物である猪1頭を神前に捧げて鬼八の霊を慰め、五穀の豊穣を祈った。この祭りで炊いて供える新穀の器は、天正年間のもので、この猪々掛祭のみに使用される木の鉢(おわん)である。
ご社殿
鉄製狛犬
夫婦杉
電話番号
(0982)72-2413
郵便番号
882-1101
住所
西臼杵郡高千穂町大字三田井1037番地
FAX番号
(0982)72-2413
御祭神
高千穂皇神(たかちほすめがみ)(日向三代の神)
十社大明神(じっしゃだいみょうじん)(三毛入野命 他9柱)
十社大明神(じっしゃだいみょうじん)(三毛入野命 他9柱)
御神徳
国家鎮護 厄除 縁結び 交通安全
社殿
本殿(流造)25坪 拝殿(唐破風造)50坪
創立年月日
第11代垂仁天皇の御代
例祭日
4月16日
主な祭典
旧暦12月3日 猪々掛祭
文化財
本殿(国指定重要文化財)
鉄製狛犬(国指定重要文化財)
高千穂夜神楽(国指定重要無形民俗文化財)
鉄製狛犬(国指定重要文化財)
高千穂夜神楽(国指定重要無形民俗文化財)
駐車場
有り(80台)
最寄ICからのアクセス
松橋IC、益城熊本空港ICより延岡・高千穂方面に約75㎞