宮崎県の神社
諏訪神社(すわじんじゃ)都城市庄内町
創立文和4年(1355)社殿本殿(流造)9坪、幣殿3坪、拝殿(入母屋造)12坪。第97代後村上天皇の文和元年(1352)12月12日初代都城領主北郷資忠戦功により北郷三百町を賜り、山田町古江に治所を構えた。これより先、薩洲より発する日、島津氏累代尊崇する鹿児島諏訪の社に参詣しその時一つの鎌飛来し公の直衣の袖に入った。公は大いに喜び神意を拝しその鎌を奉持し、文和4年(1355)諏訪の聖地に一宇を建て件の鎌を社殿に納め、家臣石川氏を祠官として諏訪大明神を勧請、7月28日を祭日と定め鎮祭した。以来各代の領主尊崇深く、応安5年(1372)6月1日、社を再興の樟板2枚に上諏訪大明神・下諏訪大明神と記されていた。天文年間には8代領主忠相神馬を奉献、天正11年(1583)7月24日、享保3年(1718)12月20日社を再興した。明治20年11月20日社殿改築に当り島津久家金5円の寄進あり、代々の領主今日に至るも社参奉幣変わりなく崇敬されてきた。明治3年村社に定められ、明治35年12月村社鹿島神社を合祀し、大正13年2月旧社殿朽敗により改築の議を起し、霧島山官有林欅材の払下げを受け、なお社殿を現在の山上に移し、大正14年11月竣工遷座祭を行う。
昭和49年11月28日ご創建620年、ご改築遷座50年式年大祭を斎行するに当り、記念事業として、大修復工事を起し、昭和52年5月神殿銅板葺替並に改修、同53年幣殿拝殿瓦総掛替修理、参道階段改修を行い、翌54年7月第一期工事を完了した。昭和60年3月天皇ご在位60年記念事業として、神社本庁の許可を得、境内林間伐材を以て、新社務所を建設する。
ご社殿
入口鳥居
参道鳥居
電話番号
(0986)37-1851
郵便番号
885-0114
住所
都城市庄内町12360番地
FAX番号
(0986)37-1851
御祭神
建御名方神(たけみなかたのかみ)
事代主神(ことしろぬしのかみ)
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
建御雷之神(たけみかずちのかみ)
事代主神(ことしろぬしのかみ)
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
建御雷之神(たけみかずちのかみ)
旧社格
村社
御神徳
五穀豊穣 交通安全 家内安全 商売繁昌 スポーツ振興
社殿
本殿(流造)9坪 幣殿3坪 拝殿(入母屋造)12坪
創立年月日
文和4年(1355)
例祭日
7月28日(六月灯)
主な祭典
11/23例祭(新嘗祭)
文化財
熊襲踊 県無形民族文化財 昭和47年指定
駐車場
有り
最寄ICからのアクセス
都城ICより車で約25分
最寄駅からのアクセス
都城駅よりバスで約30分