Loading...

宮崎県の神社

神社検索
神社データ(神社名、住所、由緒等)から全検索します。
地域
地域一覧

舞鶴神社(まいづるじんじゃ)

品陀和気命、住吉三筒男神は、旧藩祖秋月春実が勅命によって藤原純友の乱を鎮めた時、八幡宮に祈って霊験があったので、天慶六年(943)筑前国夜須郡秋月村南宮岳に勧請し、秋月八幡宮と称した。天正十五年(1587)日向に移封の際、種長は高鍋城の左翼に祀った。菅原神は、天保三年(1646)二代藩主種春が秋月氏の旧領である太宰府の原廟として、高鍋城の右翼に勧請したものである。漢高祖、後漢霊帝、阿知使王は、初め筑前国秋月の白髪嶽に祀り白山権現と称していたが、日向に移封の際、八幡神社と同所に祀った。闇淤加美神、熊野三神は、八幡神社の摂社である。財部貞綱は、財部城建初の城主で、初め城内に小祠あり、享保五年(1720)種弘これを再興し、天神社と同所に祀った。
旧藩時代には、八幡神社の社領高二十石、白山神社二十五石、熊野神社料米一斗二舛、闇淤加美神社同一斗二舛、財部神社にも同様に寄進があり、頗る崇敬の厚い社であった。
明治四年七月廃藩に当り、高鍋の住民の総意により一社に合祀、更に秋月家歴世の神霊を合祀し、旧城名を取って舞鶴神社と称した。大正九年四月二日、秋月種樹公の霊を合祀、同十四年郷社に列格、昭和十七年十月十日県社に列格した。
当社は旧高鍋城内二の丸にあり、神門には奉納された柿原宗敬他の額二面があるほか、長友勘右衛門水路功績記念碑、高鍋藩境界標種樹公漢詩碑、寒山捨得石像、万歳亭があり、元の秋月邸跡地には資料館があり、上段には高鍋護国神社が祀られ、四季を通して参詣者が多い。また境内東はずれには、高さ約三十五㍍根回り十三㍍樹齢約五百年の大クスがあり、「高鍋のクス」として昭和二十六年六月九日に国の天然記念物に指定された。

ご社殿
ご社殿
正面鳥居
電話番号
(0983)23-1728
郵便番号
884-0006
住所
児湯郡高鍋町大字上江1345番地
FAX番号
(0983)23-4433
御祭神
品陀和気命(ほんだわけのみこと)
住吉三筒男神(すみよしみつつおのかみ)
武内宿禰(たけのうちのすくね)
菅原道真(すがわらみちざね)
漢高祖(かんのこうそ)
熊野三神(くまのさんじん)
闇淤加美神(くらおかみのかみ)
財部貞綱(たからべさだつな)
大蔵春実(おおくらはるさね)
後漢霊帝(ごかんれいてい)
阿知使王(あじしおう)
秋月家歴代神霊(あきづきけれきだいしんれい)
秋月種毀(あきづきたねとみ)
秋月種樹(あきづきたねたつ)
旧社格
県社
社殿
本殿(流造)9坪 拝殿(権現造)37坪
創立年月日
不詳
例祭日
十月十五日
文化財
高鍋のオオクス 国天然記念物(昭和二十六年六月九日指定)
駐車場
有り
最寄ICからのアクセス
高鍋ICより車で約8分
最寄駅からのアクセス
JR高鍋駅より車で約8分
神社検索
神社データ(神社名、住所、由緒等)から全検索します。
地域
地域一覧