宮崎県の神社
粟野名神社(あわのみょうじんじゃ)
弘治三年十一月に社殿を造営して、太玉命を祀ったのが創立と言われ、幣太大明神と尊称していた。
寛永五年(1628)十一月、時の延岡城主有馬左衛門佐直純が神殿を改築しており、代々の領主代参し、崇敬篤い神社であった。天保元年(1830)には社殿を焼失したが、崇敬者の熱意により、翌天保二年(1831)には再興したのである。
明治四年十一月神社改正により、字無鹿の大将軍神社、並びに字牧の諏訪大明神を合祀し、社号を粟野名神社と改称して、郷社に列せられた。なお、無鹿の大将軍神社、牧の諏訪大明神は明治十三年一月に旧社地へ復社した。同二十八年には大造営を行い、本殿をはじめ建造物全部改築し、同四十年二月神饌幣帛料供進指定神社となった。
昭和十五年には境内整備を行い、境内周囲に土塁と玉垣を建設して、郷社の面目を保つことができたが、同二十年の大暴風により樹木六十一本の倒木があり、一時荒廃したが戦後、熱心なる崇敬者に労力奉仕や金銭の奉仕をいただき、屋根葺替え等の境内整備や、管理を怠ることなく今日に至っている。
ご社殿
参道入口鳥居
参道鳥居
電話番号
(0982)33-6716
郵便番号
882-0025
住所
延岡市粟野名町2184番地
御祭神
太玉命(ふとだまのみこと)
天鈿目命(あめのうずめのみこと)
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
句句迺智命(くくのちのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
天鈿目命(あめのうずめのみこと)
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
句句迺智命(くくのちのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
旧社格
郷社
社殿
本殿(流造)4坪 拝殿(入母屋造)12.5坪
創立年月日
弘治三年(1557)十一月二十四日
例祭日
十二月一日
最寄ICからのアクセス
延岡ICより車で15分
最寄駅からのアクセス
JR延岡駅より車で約10分