宮崎県の神社
熊野神社(くまのじんじゃ)小林市
当社は、慶長年間(1596~1615)に、島根県熊野村を、現在の宮本の地に勧請したと伝える。社殿を造営し、東方地方の氏神として住民の守護神として篤く崇敬し、東方の繁栄と幸福発展のため、祖先の方々により相伝えてきた社である。
その後幾度かの神殿の改築または修理補強をしてきたが、大正10年現在の社殿を造営し、今日に至っていた。以来60年余の年月を経たため、腐蝕はなはだしく、この際大修理をすることにし、昭和53年12月氏子崇敬者の方々の奉賛金により修理完成し、現在に至っている。
明治6年村社に列せられ、さらに大正12年6月神饌幣帛料供進すべき神社に指定された。櫛御気能之命とは奇御木主もしくは奇御饌主の意で、素戔嗚尊のことである。
※末社 陰陽石神社(いんようせきじんじゃ)
由緒
創立は不詳ですが(文政年間約150年くらい前)浜之瀬川の大出流水で流された天保8年秋再建され、明治初年度再度流され下流山の中に再び建立された。昭和42年熊野神社役員総代により現在地に建立された。
天下の奇石陰陽石は、昇天の竜がこの地に居合わせた妙齢の美人に見惚れて降りて、そのまま化石となり名勝陰陽石になったといわれている。
この神社は古来より縁結び、安産、農業工業商業あらゆる産業の開運の神髙皇産霊尊が祭祀されており、どんなことでも1言祈願すれば必ず霊験あらたかにして、遠路わざわざ詣でる人々も多く、旧藩時代には藩主が神司を遺し多くの領民を集めて生成化、五穀豊穣と領民の達福を祈願された事もあるとあると伝えられ、陰陽石神社と呼ばれるようになって今日に至っています。
明治の詩人野口雨情の歌「浜の瀬には2つの奇石人に言うなよ語るなよ」
郵便番号 886-0001
鎮座地 小林市東方陰陽石3341番地6
問合先 小林市東方3209番地
電話 (0984)22-7499
< 御祭神 > 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
高皇産霊神(たかみむすびのかみ)
大山祇命(おおやまつみのみこと)
< 御神徳 >縁結び 安産 農業工業商業繁栄
< 創立年月日 >不詳
< 例祭日 >9月23日
< 主な祭典 >9月23日 こばやし陰陽石まつり
< 文化財 >< 駐車場 >有り(50台)
< 最寄ICからのアクセス >小林ICより東方・須木方面に約10キロ
< 最寄駅からのアクセス >小林駅よりタクシーで約15分