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宮崎県の神社

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深角神社(ふかすみじんじゃ)

古来より伝えるところによれば、天より降ってきた神と伝え、古い大木にかけた二面の鏡がある。鏡面に神のすがたがあり此の神は諸病除の神として天正年間に祀ったという。
鏡一面には少し影があり一面を素戔嗚尊、一面を大己貴命と言い伝えている。
元、杵築神社と称したが明治四年神社改正の際、織田神社を合祀して深角神社と改称された。
祭神名に織田信長公霊とあるが、これは織田半平命のことであろうか。織田半平命については次のような伝説がある。深角神社はもとは織田重美という人の霊を祀ってあったが、何時の頃からか付近の素戔嗚命を祀った社と天満天神を祀った社とをここに合祀した。織田重美(当地に来てからは半平と称した村人は信長の子孫だといっている)はその弟杢之丞と共に何かの罪によって日向に流され、暫時延岡藩主有馬氏によっていた。ある時有馬氏が重美の下駄をはいたら足に着いて離れなかった。その時重美が「許す」といったらすぐ離れた。家老は殿様に対して「許す」とは失礼だと怒り七折村に遷された。
ある時お上から何日に彼等を殺せとの状が届いた。しかしその日の来ないうちに「赦免」の状が着いた。ところが代官は遂に彼等兄弟を殺してしまった。重美を殺しに向った者達はその窓下で火事だと叫び、彼が首を出した所を挾木で絞殺した。
その後代官は頓死した。付近には火災が多くなった。「火事」といえば「深角だろう」という程であった。人々は織田様の祟りだと考え、小石に大般若経を書いて埋めた。
社を建てて織田大明神として崇め祀った。神体の鏡は周りは一尺位で、中央に一寸位のお姿があり、これは閻浮檀金で作られているという。弟の杢之丞は平底に平底大明神として祀られている。(『日向の伝説』より)

ご社殿
鳥居
参道
電話番号
(0982)72-2413
郵便番号
882-0401
住所
西臼杵郡日之影町大字七折12718番地
FAX番号
(0982)72-2413
御祭神
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
織田信長公霊(おだのぶながこうみたま)
大己貴命(おおなむちのみこと)
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
旧社格
村社
社殿
本殿(流造)3坪 拝殿9坪
創立年月日
不詳
例祭日
十二月三十日
最寄ICからのアクセス
北方ICより車で約35分
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