宮崎県の神社
水清谷神社(みずしだにじんじゃ)
当社は、小丸川の支流水清谷川流域に位置し、周囲は九州山地の高山に囲まれている。地名の由来は、水清谷川の谷の入口に「みずし」の木が立ち並んでいたことにちなむという。旧称天神社と称し、第三六代孝徳天皇(645~654)神祗官、大政官、国司郡司に命じて国郡に神社を創立せしめ、天神地祗を祭らしむその時の鎮座なりと伝える。
祭神天水分を祀り、第百五代後奈良天皇の天文十九年庚子年(1550)改築する。その後、棟札によれば、安永七年(1778)、文化八年(1811)に再興されている。明治四年、元鎮座、字囲・八幡神社(祭神・品陀和気命)字囲・古守神社(祭神・須佐之男命、稲田姫命)字猪之原・稲荷神社(祭神・大気津姫命)字小又・元森神社(祭神・大山祗命)字猪之原金比羅神社(祭神・金山彦命)を合祀し、同年社格「村社」に定められ水清谷神社と改称する。
当社では、毎年、旧三月十一日、明治の頃より、本年二十歳になった氏子成人者の成人奉告健康祈願祭を地区行事として行い、当日、本人(本人不出者は親が代理)役員が酒肴を持ち集り社殿において式典、神楽、直会等を行っての成人祭が行われている。
境内には300~400年の大杉が林立している。
ご社殿
入口鳥居
参道
電話番号
(0982)59-0085
郵便番号
883-0301
住所
東臼杵郡美郷町南郷区水清谷10-1
FAX番号
(0982)59-0085
御祭神
天之水分命(あめのみくまりのみこと)
旧社格
村社
御神徳
豊作
社殿
本殿(流造)4坪 拝殿(入母屋造)15坪 御神輿殿2坪 手水舎1坪
創立年月日
大化元年(645)
例祭日
旧暦3月10日 春季例祭 11月第2土日 秋季大祭(御神幸祭)
主な祭典
旧10月10日,11日(現在は11月第2土日) 秋季大祭(御神幸祭)
旧6月10日 夏祭
旧6月10日 夏祭
駐車場
有り(15台)
最寄ICからのアクセス
日向ICより南郷区方面に約35㎞
最寄駅からのアクセス
日向市駅よりタクシーで約40分