宮崎県の神社
栗尾神社(くりおじんじゃ)
天正元年、伊東家の支族だった城主右松四郎左衛門が塩見城の鬼門除けに勧請したともいわれるが、大友宗麟が天正年間、日向進出の際、城主は戦いに敗れ、東臼杵郡椎葉村の栗尾山より同村の蔵の後というところに逃れたとき、九本の松の枝に白幣が一夜のうちに飛び来て掛かり、同時に楽を奏する音色が四方に響き渡ったという。そこで奈須運平という者が、これを神の降臨と感動し、走り寄って再拝して、これを受けて宮の下の地に勧請したのが創建のはじめであるとも伝えられている。この由緒により今もこの地を「飛松ヶ迫」と呼んでいる。
明治初年に、猪久保大将軍・八坂・永田天神・朝日滝の各神社を合祀して村社となり、明治四十年二月、神饌幣帛料供進社に指定された。境内神社として、正安二年の勧請と伝える松尾神社(祭神 木花咲耶姫命)、天正年間の勧請と伝える稲荷神社(祭神 宇賀魂命)がある。
ご社殿
正面鳥居
境内樹木
電話番号
(0982)54-6607
郵便番号
883-0033
住所
日向市大字塩見4573番地
FAX番号
(0982)54-6607
御祭神
誉田別命(ほんだわけのみこと)
天背男命(あめのせおのみこと)
野槌姫命(のづちひめのみこと)
事代主命(ことしろぬしのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
(合祀)
素盞男命(すさのおのみこと)
磐長姫命(いわながひめのみこと)
雄日女命(おすびのめのみこと)
菅丞相(かんじょうしょう)
天背男命(あめのせおのみこと)
野槌姫命(のづちひめのみこと)
事代主命(ことしろぬしのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
(合祀)
素盞男命(すさのおのみこと)
磐長姫命(いわながひめのみこと)
雄日女命(おすびのめのみこと)
菅丞相(かんじょうしょう)
旧社格
村社
社殿
本殿(流造) 拝殿(入母屋造) ※平成十七年十二月改修竣工
創立年月日
天正元年(1573)
例祭日
十二月十三日
最寄ICからのアクセス
日向ICより車で約10分
最寄駅からのアクセス
JR財光寺駅より車で約10分