宮崎県の神社
東上那珂神社(ひがしかみなかじんじゃ)
鎌倉権五郎景政を祀る。”ゴリョウ様”、”五郎様”と呼ばれ地元の人々に親しまれている景政は相模国鎌倉の人で寛治元年に源義家が、奥州金沢柵に清原武衡・家衡兄弟を討った(後三年の役)に、義家に従って十六歳で参加した。この戦で権五郎は鳥海三郎なる敵に右眼を射られ、突き刺さったままだったが屈せず、この敵を討ち取った。味方の三浦為次が矢を抜こうとしたが抜けず、やむなくその顔に足をかけて抜こうとした。すると権五郎は怒って「敵の矢に当たって死ぬのは武士の本望とするところだが、生きながら顔を踏まれることは恥だ」というのである。為次ももっともだとして無礼を謝し、こんどは膝で顔を押さえて抜いてやった。この事から権五郎の豪勇のほど知られる。
死後権五郎は武神「御霊大明神」として祀られたが、当地においても武運長久の神として旧藩時代から厚い崇敬を受けている。
ご社殿
鳥居
神楽
電話番号
(0985)74-2384
郵便番号
880-0303
住所
宮崎市佐土原町東上那珂13945番地
御祭神
景政明神(かげまさみょうじん:五郎様)
旧社格
村社
御神徳
武運長久 五穀豊穣 家内安全
社殿
本殿(流造)8坪 拝殿10.5坪
創立年月日
不詳
例祭日
11月23日
主な祭典
3月3日春祭
駐車場
有り(30台)
最寄ICからのアクセス
西都ICより車で約20分
最寄駅からのアクセス
JR佐土原駅より車で約10分