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曹子神社(そうしじんじゃ)

景行天皇の御代に熊襲が反いたため、天皇が親征され日向に六年おられたことが『日本書紀』に記されているが、社伝によると、皇妃襲武媛命はお伴をされて内助の功をたてられた。皇妃並びに二皇子を祭神とする雑司権現は棟札によると、後柏原天皇の永正三年三月建立され、西支弁分後河内山下にあった。同じく西弁分後谷堂山にあった荻原権現と二社とも安政六年(1859)現在地に遷座合祀したという。
安産、子育ての神として、また開発の神として近郷、近在の住民尊崇が篤い。
曹子とは部屋住みの貴族の子弟の意味だが、『日本書紀』によると、襲武媛の子は、国乳別皇子、国背別皇子、豊戸別皇子三人で国凝別皇子は高田姫との間の武国凝別皇子かとみられる、小碓命は稲日大郎姫との間の第二子で日本武尊の別名である。その間の事情も不明だし、『日向地誌』二社の合祀を明治五年としている。

ご社殿
参道鳥居
郷土の名木
電話番号
(0987)22-2863
郵便番号
887-0024
住所
日南市大字西弁分4848番地
FAX番号
(0987)23-7791
御祭神
襲武媛命(そのたけひめのみこと)
国凝別皇子(くにこりわけのみこ)
国乳別皇子(くにちわけのみこ)
小碓命(おうすのみこと)
御神徳
安産 子育て 開発
社殿
本殿(流造)7.5坪 拝殿(流造)18.1坪
創立年月日
永正三年(1506)三月四日
例祭日
十一月十九日
最寄ICからのアクセス
宮崎ICより日南方面へ車で約50分
最寄駅からのアクセス
JR日南駅より車で約5分
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