宮崎県の神社
早馬神社(はやめじんじゃ)
当社の創立は不詳であるが、天正年間に至り島津氏が伊東氏に代り当地を領有すると、当神社を再興し、祈願所として神領若干を寄進、厚く尊崇した。元飯田五町内山の三ヶ所を飯田村と称し、当時は同村の宗廟であった。慶長五年(1600)高岡郷建置の際は真言宗高福寺の末寺宝林山早馬寺があり、当神社の別当寺であるが開基等詳らかではない。棟札によれば、延宝六年(1678)社殿再興、享保四年(1719)九月当地地頭島津杢頭、鳥居一基奉建、嘉永四年(1851)九月神殿一宇再興されている。代々島津氏の寄付による祭礼があって、五町、内山など周辺各地からも参拝者が数多く集まってにぎわったと伝える。
当神社は往古より五町の原田に鎮座したが文久元年(1861)現在の地に移転する。明治三年二月神社合併の節、飯田字坂下鎮座金毘羅神社並び飯田字板ヶ八重鎮座大将軍神社を合祀し村社に列せられる。
ご社殿
正面鳥居
境内全景
電話番号
(0985)51-7140
郵便番号
880-2224
住所
宮崎市高岡町飯田2204番地
御祭神
天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
神産巣日神(かみむすびのかみ)
底津少童命(そこつわたつみのみこと)
中津少童命(なかつわたつみのみこと)
表津少童命(うわつわたつみのみこと)
武甕槌命(たけみかづちのみこと)
経津主命(ふつぬしのみこと)
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
神産巣日神(かみむすびのかみ)
底津少童命(そこつわたつみのみこと)
中津少童命(なかつわたつみのみこと)
表津少童命(うわつわたつみのみこと)
武甕槌命(たけみかづちのみこと)
経津主命(ふつぬしのみこと)
旧社格
村社
社殿
本殿(流造)1.5坪 拝殿8坪
創立年月日
不詳
例祭日
十一月六日
最寄ICからのアクセス
宮崎西ICより車で約25分
最寄駅からのアクセス
JR南宮崎駅より車で約30分