宮崎県の神社
愛宕神社(あたごじんじゃ)高鍋町上江
当社の創建は不詳であるが、古老の口碑によれば、天正十五年(1587)秋月氏高鍋に封ぜられる以前より、地福寺内に鎮座していたのを、正保二年(1645)秋月種春公が、黒谷山に社殿を建立し遷座したと伝える。旧藩主秋月氏及び民衆の尊崇厚い社で、藩主より社殿の造営、神領七石五斗、祭典料米四斗並に祭器具等一切が寄進されていた。又、毎年十一月二十四日の例祭には領主の代参があった。天和三年(1683)秋月種信公により再興された。当社は、はじめ山伏により祭礼が行われていたが、延宝四年(1676)より真言宗僧侶によって祀られるようになったという。
明治四年郷社に列格、旧暦十二月二日には高鍋町八坂神社、新富町三納代八幡神社、木城町比木神社、川南町白鬚神社、平田神社の各社と巡回方式で、県無形民俗文化財の高鍋神楽を奉納する六社連合大神事が行われる。
ご社殿
入口鳥居
ご社殿前鳥居
電話番号
(0983)23-1728
郵便番号
884-0006
住所
児湯郡高鍋町大字上江1405番地
御祭神
火産霊大神(ほむすびのおおかみ)
旧社格
郷社
社殿
本殿(流造)2.25坪 拝殿(入母屋造)23坪
創立年月日
不詳
例祭日
十一月二十四日
主な祭典
旧暦十二月二日付近の土日 六社連合大神事
駐車場
有り
最寄ICからのアクセス
高鍋ICより車で約10分
最寄駅からのアクセス
JR高鍋駅より車で約10分