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宮崎県の神社

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愛宕神社(あたごじんじゃ)日向市

明治三十五年五月二十三日第四二五七号の宮崎新報掲載の当社に関する記事に、「観音寺の東に鎮座する村社なり。火産霊命・伊弉冉尊二柱を祭る。弘安四年辛丑七月宇田津兵庫正義の勧請せるものにして、異賊摧伏・火災守護の祈願をなせりとの旧記あり。今の社掌は正義より二十二代の末裔なりと云へり」とある。
いうまでもなく、火は古くより神聖視され記紀には迦遇突知神、或は火産霊神として神名があらわれ、一般に「愛宕神社」と称せられているが、京都の愛宕神社(右京区嵯峨愛宕町鎮座)が本社とされている。京都の西北にそびゆる愛宕山上にあって古くから王城の鎮護として名高い。当社もこれを勧請したものと考えられる。
平安時代、神道と真言・天台密教の融合された神仏習合期には修験道が盛んで、境内に五重塔を配し崇敬された。
鎌倉時代初期、九州山地に逃れた平家一門を追討するため那須与一・那須大八・工藤祐経等源一門が幡浦に入港した。その折に戦勝と航海の安全そして鎮火を祈念し、火の神を奉斎した。また社殿も新しく建立されたとされる。
尚、幡浦の地名は源氏一門入港の際、幾隻もの船が幡を掲げていたので幡浦と名付けられたとされている。
境内末社に荒神社があり、火牟須比神・澳津比古神・澳津比売神を祀ってある。神倭磐余彦命日向国高千穂宮をご出発東征の砌り、この島に鉾を建てられ、鉾島の鉾神様と唱えて奉祀されたといわれる。後の人、鉾島を細島と訛り地名になったといわれている。

ご社殿
入口鳥居
参道鳥居
郵便番号
883-0062
住所
日向市大字日知屋5500-乙
御祭神
火産霊命(ほむすびのみこと)
大綿津見神(おおわたつみのかみ)
大己貴命(おおなむちのみこと)
八重事代主神(ことしろぬしのかみ)
古来よりこれらの神々を総称し、「愛宕勝軍地蔵大権現」様と称えられている。
旧社格
村社
御神徳
鎮火
社殿
本殿(大社造)4坪 拝殿(大社造)6坪
創立年月日
弘安四年(1282)辛丑七月
例祭日
十二月二日
最寄ICからのアクセス
日向ICより車で約15分
最寄駅からのアクセス
JR日向市駅より車で約10分
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