宮崎県の神社
愛宕神社(あたごじんじゃ)小林市
鎮座地真方は、江戸期には鹿児島藩直轄領として、小林地頭が設置され、地頭仮屋は村内上ノ馬場にあった。創建は、元禄十一年(1698)の『小林神社仏閣寺院改帳』によれば、薩摩藩小林郷地頭諏訪仲右衛門兼安が、寬永十三年に島津家十九代家久公の武運長久のため建立とある。明治維新後、村社愛宕神社となり、さらに明治四十年二月神饌幣帛料供進すべき神社に指定された。
神社と直接の関係はないが、同地区に元亀三年(1572)島津松齢(義久)公の兵が、木崎原の役で戦った伊東勢の戦死者二百余人を葬った伊東塚があり、県史蹟に指定されている。
ご社殿
入口鳥居
参道鳥居
電話番号
(0984)22-4531
郵便番号
886-0007
住所
小林市大字真方42番地
御祭神
火之加久土神(ほのかぐつちのかみ)
旧社格
村社
社殿
本殿(流造)5坪 拝殿16坪
創立年月日
寬永十三年(1636)
例祭日
十一月二十四日
主な祭典
春の大祭 三月二十四日
最寄ICからのアクセス
小林ICより車で約15分
最寄駅からのアクセス
JR小林駅より徒歩で約10分