宮崎県の神社
家代神社(えしろじんじゃ)
当社はもと熊野大権現と呼ばれ、紀州熊野より分霊を勧請したと伝える。その後、明治五年中村に鎮座の八幡(祭神・品陀和気命、素盞嗚命)を合祀し、家代神社と改称し村社に列せられ、明治四十年二月、神饌幣帛料供進社に指定された。明治四十一年八月、地内中尾に鎮座の南川神社と地内黒葛原に鎮座の黒葛原神社を合祀したが、両社とも昭和二十八年復社した。
『日向地誌』によると、祭神は伊弉冉・事解男二尊のほか速玉男尊があげられている。
十一月二日の例祭には、古来から伝わる臼太鼓踊りが奉納され、村内外から多くの参拝者が訪れる。また、夏には御神幸祭が行われ、氏子が神輿をかついで地区内を渡御し、つづいて、昔疫病を退散させる祈願から始まったと云われている棒とナギナタ踊りを組み合わせた「ネリフリ」が奉納される。
当社には県の文化財に指定されている銅鏡十一面があり、その中の一面は、古墳時代の仿製鏡といわれる方格規矩鏡で、他の十面は、南北朝時代から室町時代に奉納されたものとされている。
ご社殿
入口鳥居
社殿前鳥居
電話番号
(0982)65-0252
郵便番号
883-1301
住所
宮崎県東臼杵郡諸塚村家代4109・4110-2
御祭神
伊弉冉命(いざなみのみこと)
事解男命(ことさかおのみこと)
素盞嗚命(すさのおのみこと)
事解男命(ことさかおのみこと)
素盞嗚命(すさのおのみこと)
旧社格
村社
社殿
本殿5坪 拝殿10.4坪
創立年月日
不詳
例祭日
十一月二日
主な祭典
四月 春祭 神楽奉納
七月 夏祭 御神幸祭、ねりふみ奉納
七月 夏祭 御神幸祭、ねりふみ奉納
駐車場
有り
最寄ICからのアクセス
北方ICより諸塚村方面へ車で約1時間20分