宮崎県の神社
多賀神社(たがじんじゃ)
天正六年(1578)豊後国の大友宗麟は日向国に来たり、島津氏がこの地において戦った際、伝来の宝物・古器物・古文書等一切烏有に帰した。
古来白鬚神社と称してきたが、明治四年七月村社に列格、多賀神社と改称された。昭和二十年八月と九月の二回にわたる台風により社殿悉く倒壊、翌年十一月には終戦後の混乱苦難の中にも拘わらず、氏子の総意と奉献により多賀神社を霧島山に移転し、同じく台風で倒壊した霧島神社との合祀を執り行い社殿を新築した。ご本殿は今後の台風に備え、流造として固成し奉る。
昭和三十二年十二月、多賀神社と霧島神社の合祀が正式に承認された。昭和三十九年には、国道十号線の改修計画で当神社境内の背面をなす森林を全部伐採するとの交渉を受け、同年十一月、氏子の総意で国道工事に協力することを決めた。工事が完工すると、国道は見事だが、御社殿は丸裸になったので、森林の残る南面に崇拝者の尊崇にふさわしい神域緑化計画を進め、四十二年十二月社殿も遷座した。しかし雨漏りもひどく、倒壊の恐れもあったため、昭和五十六年に改築、現在に至っている。
ご社殿
参道鳥居
神社からの景色
電話番号
(0982)58-1638
郵便番号
889-1111
住所
宮崎県日向市美々津町3692-イ
FAX番号
(0982)58-1638
御祭神
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)
旧社格
村社
社殿
本殿(流造)2坪 拝殿(流造)5坪
創立年月日
元文三年(1738)一月吉日
例祭日
十一月十九日
最寄ICからのアクセス
日向ICより車で約15分
最寄駅からのアクセス
JR美々津駅より車で約3分