宮崎県の神社
加勢神社(かぜじんじゃ)
本社創建不詳なれど、社記に称徳天皇、神護景雲三年十一月十八日勧請するとある。また天文九年(1540)棟札には、伊東義祐武運長久とある。これをみるに、伊東氏以前の創立であるのは明らかで、その来歴の久しきがわかる。島津氏の治世では神領高十石寄進され、ご朱印も保存し、代々尊崇きわめて篤かった。
明治初年までは王宮大明神と称したが、明治四年五月村社に列格、地内にあった年の神を合祀し、加勢神社と称した。なお例祭日は、勧請日なる十一月十八日であったが、明治四十三年の例祭日変更願により十一月二十四日となる。
口碑によれば、高屋山陵一里以内に加勢神社の祭神である天鈿女命及び猿田彦命のご陵墓があり、今、三財亀塚なる前方後円式の古墳がこれであると伝える。この両墳は、古来土地の人々のもっとも畏敬崇仰する所である。
境内神社として、罔象女神を祀る大将軍神社がある。
ご社殿
外観
正面鳥居
電話番号
(0983)44-4637
郵便番号
881-0103
住所
西都市大字加熱2116番地
御祭神
天鈿女命(あめのうずめのみこと)
猿田彦命(さるたひこのみこと)
大年神(おおとしのかみ)
猿田彦命(さるたひこのみこと)
大年神(おおとしのかみ)
旧社格
村社
社殿
本殿(流造)3坪 拝殿7.5坪
創立年月日
神護景雲三年(769)十一月十八日
例祭日
十一月二十四日
駐車場
有り
最寄ICからのアクセス
西都ICより車で約20分
最寄駅からのアクセス
JR佐土原駅より西都方面へ車で約30分