宮崎県の神社
八重原神社(はえばるじんじゃ)
当社はもと若宮大明神と称した。宝永年間に炎上し、旧記等を焼失したため由緒を明らかにすることができないが、天正の頃社殿造営の棟札があることから、それ以前の創立を思われる。
明治四年十一月、天神社(字八重原に鎮座祭神、菅原道真公)を合祀して、現在の名称八重原神社に改めた。
当社の秋祭りには、天正の頃より「御日持ち」行事が催されていたと伝える。戦前は三日三晩不眠不休で行われていた。現在はやや縮小されたが今なお行われ、近郷近在からの参拝者も多い。終夜参籠して日の出を待って退散するのを例としている。また社殿より300メートル奥に享保十五年の刻銘を持つ大日如来の石像が祀られており、地区では「水神さま」と称する。本社の奥の院に位置づけられ、祭礼は旧九月十三日であるが、その前夜祭には神楽を奉納し豊穣を感謝し、参拝者は岩聞の清水を口に含んで五体を浄め、健康長寿を祈願する。
ご社殿
入口鳥居
参道
電話番号
(0982)69-3435
郵便番号
883-0108
住所
日向市東郷町八重原迫野内622・623番地
FAX番号
(0982)69-3435
御祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
旧社格
村社
社殿
本殿(神明造)3坪 拝殿 38坪
創立年月日
不詳
例祭日
旧暦十月十五日
最寄ICからのアクセス
日向ICより車で約30分
最寄駅からのアクセス
JR日向市駅より車で約30分