宮崎県の神社
八坂神社(やさかじんじゃ)高鍋町
当社はもと道路小路の南(元祇園、今の道具小路南公民館の近辺)に火産霊神社と一緒に祀られていたが、度重なる街筋の大火の為、災難除、厄除、開運等の守神として、慶長十三年(1608)現在地に遷座、「祇園さ」と呼ばれ、町民に親しまれてきた。
旧藩主秋月氏並に領民共に厚く尊崇する社で、藩主より神領高十五石、例年要する祭典米、社殿造営、その他一切の費用が寄進され、六月十四日の祭礼には藩主の代参があった。明治初年高鍋県となり、祭典料米二石五斗、祠官給米三石、社当給与米二石が寄せられていたが、維新の改革により全廃となった。明治四年十一月高鍋町外四ヵ村の郷社となる。
特殊神事として連合大神事がある。高鍋町八坂神社、愛宕神社、木城町比木神社、川南町白鬚神社、平田神社、新富町三納代八幡神社の六社連合の大神事で、六年に一度廻り来る。
ご社殿
正面鳥居
境内社
電話番号
(0983)23-1728
郵便番号
884-0003
住所
児湯郡高鍋町大字南高鍋824番地
御祭神
素盞鳴尊(すさのおのみこと)
櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)
櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)
旧社格
郷社
社殿
本殿(神明造)3.5坪 拝殿(入母屋造)19坪
創立年月日
不詳
例祭日
十二月十四日
主な祭典
旧暦十二月二日付近の土日 六社連合大神事
最寄ICからのアクセス
高鍋ICより車で約10分
最寄駅からのアクセス
JR高鍋駅より車で約8分