宮崎県の神社
五十猛神社(いそたけじんじゃ)
創立年月日は不詳であるが、元禄年間(1688~1704)、豊後の国日田の代官小長谷勘左衛門が当地を差配していたとき、当地に勧請したという。寛延四年(1751)未九月吉日と刻んであり、これを基とすれば数十年ほど後の時代ということになる。何処の地より勧請したか不明だが、和歌山に伊太祁曽神社(いたけそじんじゃ)があり五十猛命をご祭神とするので、多分ここらあたりであろう。
ご祭神の五十猛命は素盞嗚尊の御子神で、天降りの時に、天津樹種を持ちくだり、植林を奨められた神で、けだし入郷地区の山林・木材の搬出の要衡の地である現在地に祀ったと考えられる。
なお境内に粟島明神があり、少彦名命・神功皇后を祀ってある。民間では紀伊国名草郡加太神社の祭神少名彦名命のことを粟島殿といい、俗に婦人病に霊験ある神として、その功徳をかしこみ勧請されたのであろう。現在でも縁結び、安産の神として庶民の信仰が篤い。明治40年2月、神饌幣帛料供進社に指定された。
平成20年に県道拡幅整備事業に伴い、鳥居と境内の整備を実施。
ご社殿
正面鳥居
境内社(霧島神社)
電話番号
(0982)54-6607
郵便番号
883-0021
住所
日向市大字財光寺7260番地
FAX番号
(0982)54-6607
御祭神
五十猛命(いそたけるのみこと)
磐長姫命(いわながひめのみこと)
宇賀魂命(うかのみたまのみこと)
健御名方命(たけみなかたのみこと)
菅丞相(かんじょうしょう)
磐長姫命(いわながひめのみこと)
宇賀魂命(うかのみたまのみこと)
健御名方命(たけみなかたのみこと)
菅丞相(かんじょうしょう)
御神徳
縁結び 安産
社殿
本殿(流造)3坪 拝殿(流造)18坪
創立年月日
不詳
例祭日
11月2日,3日
主な祭典
6月30日・12月30日 大祓
駐車場
有り
最寄ICからのアクセス
日向ICより車で約5分
最寄駅からのアクセス
JR財光寺駅より車で約5分