宮崎県の神社
九社神社(きゅうしゃじんじゃ)
下方海門島にあり、蛇王権現といった。慶安五年飫肥藩主の勧請と伝えられているが、「日向地誌」によると明治五年廃寺となった海門寺-飫肥願成就寺(真言宗)の末派、この地慶安以前は湾海たりし時、海門なりしゆえに名づけしと見ゆ-と関係があるのかも知れない。また享保五年(1720)の勧請という書もあるが、慶安説が事実らしいという。下潟海門五社大明神は、薩州から来た中島氏が崇敬した、韓皇の女、異国に流れ著きてより尊う、という文書もあり、由緒、縁起とも、はっきりしたことは不詳。明治五年大堂津の三島神社に合祀されたが、地元の要請強く、同二十五年復旧が認められ、再遷座された。昭和五十四年本殿、拝殿などを改築した。特殊神事には神楽保存会による作神楽が奉納される。
ご社殿
参道階段
外観
電話番号
(0987)64-0509
郵便番号
889-3143
住所
日南市大字下方1630番地
FAX番号
(0987)64-0509
御祭神
建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
相殿 八十禍津日神(やそまがつひのかみ)
神直日神(かむなおびのかみ)
大禍津日神(おおまがつひのかみ)
底津少童神(そこつわたつみのかみ)
中津少童神(なかつわたつみのかみ)
表津少童神(うはつわたつみのかみ)
底筒男神(そこつつおのかみ)
中筒男神(なかつつおのかみ)
表筒男神(うはつつおのかみ)
相殿 八十禍津日神(やそまがつひのかみ)
神直日神(かむなおびのかみ)
大禍津日神(おおまがつひのかみ)
底津少童神(そこつわたつみのかみ)
中津少童神(なかつわたつみのかみ)
表津少童神(うはつわたつみのかみ)
底筒男神(そこつつおのかみ)
中筒男神(なかつつおのかみ)
表筒男神(うはつつおのかみ)
旧社格
無格社
社殿
本殿(流造)5.7坪 拝殿(入母屋造)10坪
創立年月日
慶安五年(1652)
例祭日
旧暦九月九日
主な祭典
作神楽 四月二十九日
最寄ICからのアクセス
田野ICより日南方面へ車で約1時間
最寄駅からのアクセス
JR日南駅より車で約10分