宮崎県の神社
下那珂神社(しもなかじんじゃ)
下那珂字成枝田に鎮座する神社で、往時は生井田大明神と称し、都萬神社祠官日下盛俊が那珂郡司職であった時、天徳二年(958)十一月此地に奉祀すると伝える。
社蔵の棟札によれば、宝徳二年(1450)藤原秋賀、慶長十五年(1610)島津忠興公により再興されている。なお鎮座地である成枝は生井田を原名とし、井田を意味するという。天正時代に現在の文字に改められたものである。
当社石段の両側に建立されている石燈籠の竿石に「明治二十四年四月中旬より日照り続きで、作物は枯死寸前、鎮守や八百万の神に祈願したがその験はなく、岡住民は往古より秘術伝来の臼太鼓を以て、神々に祈ったところ、六月二十七日正午東天にわかに雲を起し天雨を賜った。これによって作物は生き返った。よってこの石灯を奉納した。」と記されており、水神様としても厚く尊崇された神社であった。
ご社殿
入口鳥居
神社前風景
電話番号
(0985)73-0560
郵便番号
880-0212
住所
宮崎市佐土原町下那珂11678番地
御祭神
大山祇神(おおやまつみのかみ)
彦火瓊々杵尊(ひこほににぎのみこと)
神吾田鹿葦津媛(かむあたかあしつひめ)
立次日下次郎(たてつぐくさかべじろう)
立成日下三郎(たてつぐくさかべさぶろう)
立継草壁四郎(たてつぐくさかべしろう)
彦火瓊々杵尊(ひこほににぎのみこと)
神吾田鹿葦津媛(かむあたかあしつひめ)
立次日下次郎(たてつぐくさかべじろう)
立成日下三郎(たてつぐくさかべさぶろう)
立継草壁四郎(たてつぐくさかべしろう)
旧社格
村社
社殿
本殿7.5坪 拝殿20坪
創立年月日
天徳二年(958)
例祭日
十一月十五日 ※現在は十一月第三日曜日
主な祭典
七月 大祓
九月 秋の社日祭
十二月 星祭
二月 春の社日祭
九月 秋の社日祭
十二月 星祭
二月 春の社日祭
最寄ICからのアクセス
西都ICより車で約25分
最寄駅からのアクセス
JR日向住吉駅より車で約15