宮崎県の神社
宮崎八幡宮(みやざきはちまんぐう)
宮崎八幡宮は平安時代に創建された古社であります。永承年間国司海為隆がこの地に来り、宮崎平野の開拓に当り上下の尊崇の篤かった宇佐八幡宮を勧請し、旧来この地に奉祀されていた橘の大神と共に合祀したのが当社の創建である。
鎌倉時代に記された『建久図田帳』、『宇佐大鏡』などの古文書にも、その頃の地名として、渡別府と記され、その頃の様子がいくぶんわかる。
当宮も、渡別府八幡、宇佐八幡、八幡宮等の名称で親しまれていたことは、当宮に残る社宝の棟札からも判明される。
それより時代とともに、内藤の諸侯、領主をはじめ、宮崎郷の中心として信仰され、宮崎の氏神として「八幡さま」の愛称とともに、人々に崇敬されてきた。江戸末期から明治五年にかけては、この地に私塾(開設杉田千蔭)があり、宮崎小学校はそれを母体に開設された。
領主武将の崇敬篤く、明治四年八幡神社としていち早く郷社に列せられた。その後の発展にともない、昭和四十三年十二月より宮崎八幡宮と改称し、つづいて境域の拡張、整備が行われ、昭和五十三年十月にはご社殿、神門、拝殿のご造営の竣工を見、つづいて昭和五十六年、参集殿の竣工をなし、武勇の神、安産の神、学問の神、商工の神として、多くの崇敬を受けている。
なお特殊神事として、夏祭り(七月末日)、どんど焼(一月十四日)神事などがあり、多くの参拝者を集めている。
ご社殿
夏越祭
どんと焼
電話番号
(0985)20-7878
郵便番号
880-0804
住所
宮崎市宮田町3番27号
FAX番号
(0985)20-7879
御祭神
誉田別尊(ほんだわけのみこと:応神天皇)
足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと:仲哀天皇)
息長帯姫尊(おきながたらしひめのみこと:神功皇后)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
橘大神(たちばなのおおかみ)
足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと:仲哀天皇)
息長帯姫尊(おきながたらしひめのみこと:神功皇后)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
橘大神(たちばなのおおかみ)
旧社格
郷社
御神徳
弓矢 武勇 文教 学問 商工 殖産 安産 守護
社殿
本殿(流造)6坪 拝殿(権現造)66坪
創立年月日
永承年中(1050)頃
例祭日
10月15日
主な祭典
7月海の日前の金土日曜日 夏越祭(御神幸祭)
1月中旬 どんど焼祭
1月中旬 どんど焼祭
駐車場
有り(100台)
最寄ICからのアクセス
宮崎ICより宮崎市街地方面に約5㎞
最寄駅からのアクセス
宮崎駅より徒歩で約15分