宮崎神青ブログ - 201907のエントリ

後継者北方領土四島交流訪問事業

カテゴリ : 
その他
執筆 : 
sashi 2019-7-9 17:48

令和元年度 後継者北方領土四島交流訪問事業

 

我らが神青会 鳥原監事が参加されその想いをまとめてくれました。

 

仕方なくご紹介致します。

 

第一話から第三話まであるそうで、今回は第一話のみです。

 

反響がよければ第二話以降もご紹介させていただきます。

 

 

「四島(しま)に渡りて」 ~第一話~

 

四月下旬、猛烈な二日酔いにうなされる朝、北方領土返還要求宮崎県民会議の作戦参謀(事務局長)より入電。恐る恐る出てみると。「急で申し訳ないんだけど、六月六日から色丹島に行ってきて」とのこと。 いや、普通に考えて無理でしょ。一週間も仕事休めんし、作戦実行日まで一ヶ月しか時間ないやん。しかし作戦参謀の命令は、絶対。 所属長に、「すんません。四島に渡る機会が巡ってきたんですけど宜しいでしょうか?」と聞くと、一言「行って来いよ。」こうして、色丹島上陸作戦への参加が決定した。 去る六月六日~十日にかけて、色丹島上陸作戦(正式名称:令和元年度第三回北方四島交流後継者事業)が決行された。この作戦(事業)は次世代を担う青年(概ね四十歳以下)が四島に上陸し、ロシア側島民と文化交流を実行し、島の返還の前に先ずは心と心を繋ぎ、心の返還を成し遂げることを目的としている。 梅雨の晴れ間の六月六日午前八時四分、宮崎空港行の列車に乗り込みいよいよ出陣。乗り込んですぐに異変に気付く。「ヤバッ!!名刺忘れた」。根室で落ち合うまだ見ぬ戦友に渡すために大量に詰め込んだ名刺入れという武器を自宅に忘れてしまう。時すでに遅し・・・。元来内気な性格の私は、どのように戦友たちと挨拶を交わせばいいのか考え途方に暮れることとなる。

 

 

時刻十時、ANA六〇四便に搭乗し羽田へと向かう。羽田空港に到着すると、中標津空港行の搭乗口には大勢の人が出発の時を待つ。この中に戦友がいるはずだと思いながら、ロシア語の勉強に励む。(結局スパシーバ「ありがとう」しか覚えていないのだが) するとそこへ、「進撃の巨人」の調査兵団らしき七名が颯爽と登場。中には、ドラえもんのヌイグルミを手にし、ドラえもんの声真似をしている・・・。ちょっとヤバい団体なのかとおもわず考えてしまう。

 

 

とりあえず、奴らはなんなのだと思いながら絶対に目を合せないよう横を通り抜ける際に確認すると、胸に輝くのは北方四島返還への願いが込められたブラウンリボンと千島桜のバッチではないか。 まさか戦友になるはずはないだろうと思いながら中標津空港に降り立ち、戦友と落ち合う場所である根室行のバスに乗り込む。しかし、このヤバい団体が同乗しているではないか。 気にしても仕方ない。空席を見つけ座ると隣人(Sさん)は行き先を同じくする戦友である。ようやく見つけた戦友は宮崎県都城市出身という奇跡。事前作戦会議の場所であるニ・ホ・ロに到着するまで、お互いの職業の話やこの活動における戦跡を存分に語り合うこととなった。 いよいよ、ニホロにある北海道立北方四島交流センターに到着し、決起集会及び作戦会議(正式名称:結団式・事前研修会)に挑む。 「ヤバい団体」、まさかの一緒。しかもボス的なちょび髭のお方とドラえもん持参のお方は、前列上座に着席(*_*) 作戦会議で初めて知った。この二人、こたびの色丹島上陸作戦の隊長と副隊長・・・。

 

二話へ続く